【試乗】レクサス GS300h 試乗レポート/九島辰也(1/2)
- 筆者: 九島 辰也
- カメラマン:和田清志
GSシリーズ、2車種目のハイブリッドモデルはクラストップの低燃費を叩き出す
新世代に入ったレクサスもかなり浸透してきたのか、このところラインナップの充実が図られている。この「GS300h」もその1台。昨年10月、最初に改革をおこしたGSシリーズに2つ目のハイブリッドモデルが追加された。
「2つ目」としたのは、これまで通り「GS450h」も存在するからだ。こいつは「LS450h」同様にプレミアムハイブリッドカーの先駆け的存在。いまも多くのファンから支持を得ている。
では、GS300hとGS450hの違いについてだが、GS450hは3.5リッターV6エンジンをベースとする。そして、そこにモーターを付け4.5リッターV8並みのパワーを発揮する意味でその名が付けられた。
それに対してGS300hは、2.5リッター直4ツインカムエンジンをベースとする。つまり、さらにパワーソースをダウンサイジングしたわけだ。モーターと合わせ、パワーは3リッターV6エンジン並であるために「300h」の名が付いたと推測できる。
GS300hのハイブリッドシステムは新型ISハイブリッドと共有
ちなみに、この2.5リッター直4エンジンは「GS250」のエンジンとは別モノ。ボア&ストロークが異なればパワーも違うし、圧縮比も違う。それにあちらはプレミアムガソリン対応であり、こちらはレギュラーガソリン車となる。
そんなことからもわかるように、GS300hはより手に入りやすいハイブリッドモデルとなる。つまり、価格的にもより身近になった。ユーザーサイドには嬉しい追加モデルであると言える。GSの車格でランニングコストを含め、よりバリューあるモデルとなれば興味津々だ。JC08モード走行燃費23.2km/Lはやはり魅力的で、クラストップレベルという謳い文句もうなずける。
さて、その中身だが、ひとことで言えば、ハイブリッドシステムは先にリリースされた「IS300h」と共有する。直4エンジン+モーターのパワーソースはまさにそれだ。エンジンの最高出力は178psでモーターは143psを発揮する。
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