ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 画像ギャラリー
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部/ランボルギーニ・ジャパン
超えてゆくスピードと、塗り替えられてゆく時代の頂点、アヴェンタドール日本上陸。
スーパー・スポーツカーの“雄”、ランボルギーニ・アヴェンタドール。
ムルシエラゴの後継として超絶たる進化を遂げ、ついに日本上陸を果たした。
ランボルギーニが世界に誇る最上級モデルとして投入したこのアヴェンタドール、今年のジュネーブモーターショーで初披露されたばかりだが、日本でも今年の9月に発表されており、販売もスタート。デリバリーも11月には開始され、すでに80台超えという受注状況に対し、「素晴らしく快調な滑り出しだ」と、ステファン・ビンケルマンCOO兼CEOは語る。
言わずもがな、極東エリアでは中国に次ぐ重要なマーケットとして位置づけられているここ日本。“ベイビー・ランボ”ことガヤルドの今年の販売台数も2010年に比べると60%もの増加を示すなど、日本においてのランボルギーニの人気はまだまだ健在だ。
さて、今回の新型モデル“アヴェンタドール”だが、そのネーミングとは勇敢な雄牛の名に由来する。もともとランボルギーニのフラッグシップモデルには代々雄牛の名前が冠されており、今回はスペイン闘牛界で、その勇敢さと狂暴さで知られた牛“アヴェンタドール”から付けられている。
1993年、スペインのサラゴサ闘牛場に登場したアヴェンタドールは、その勇気を賞して「Trofeo de la Pena la Madronera」という栄冠を授与するなど、スペインでは最も名の知れた闘牛だ。つまりそれだけスペシャルティな存在感を与えられたモデルということで、そのプライス¥41,002,500(消費税込み)。フェラーリ599や、アストンマーチンDBSよりもオーバープライスという、まさにひれ伏すに値する存在だ。
エンジンは最高出力700ps/最大トルク690Nmを発生する新型6.5リッター12気筒を搭載。先代のムルシエラゴのエンジンスペック(6.5リッター12気筒 640ps/660Nm)に比べても大胆かつ危険なほどのパワーアップだ。トランスミッションは超高速シフトチェンジを誇る7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)というAMTを標準搭載する。駆動形式は第4世代ハルデックスことおなじみ4WDが採用され、車重はムルシエラゴよりも90kgも軽い1,575kg(フロント43%、リア57%)に収まる。これらが相まって0-100km/h加速はわずか2.9秒、最高速度は350km/hにも達する。
この猛烈な突進力を制御するブレーキは、バキューム・ブースター付デュアル・ハイドロリック・システムを搭載。フロントは、6シリンダー・ブレーキ・キャリパー、リアは、4シリンダー・ブレーキ・キャリパーを採用し、ピレリ製の255/35ZR19(フロント)、335/30ZR20(リア)サイズのタイヤの中に収まる。
ボディサイズは、全長4,780mm×全幅2,030mm×全高1,136mm(ムルシエラゴ:4,610mm×2,058mm×1,135mm)、ホイールベースは2,700mmと、より安定感を与えるプロポーションは、もはや芸術の域を脱して兵器かと見まがうほどの威圧感さえ感じられる。そしてシャシーフレームにはカーボンファイバー・モノコック(フロント&リアフレームはアルミニウム製)を用いており、その他のボディにもエンジンフードにカーボンファイバーを採用するなど、徹底的な軽量化が行われた。
この怒涛の暴走スペックを有するアヴェンタドールだが、ムルシエラゴより8%のパワー向上が行われたにもかかわらず、CO2はなんと20%も削減されているという事実。実質的な燃費についてはまだまだ世界基準に遠く及ばないものの、いよいよ「環境」というキーワードを意識せざるをえなくなってきたランボルギーニの現段階での答えが、まずはこれなのだろう。
ランボルギーニ・アヴェンタドール、その狂気とエロスに満ち溢れた魅惑のスタイリングを、まずは画像でご覧いただきたい。
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