ランボルギーニ ガヤルド LP570-4 スーパートロフェオ・ストラダーレ 新型車速報
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アジア初の“スーパートロフェオ・チャンピオンシップ”を記念して改めてお披露目です。
ランボルギーニが、スイスの超高級時計メーカー「Blancpain:ブランパン」とレース提携を結んでから今年で3年目。同社が主催する世界最速のワンメイクレース「スーパートロフェオ・チャンピオンシップ」は、このブランパンがスポンサーを務めるなど、今やランボルギーニにとっては欠 かせないパートナーとなっている。
今回のイベントは、7/14(土)から富士スピードウェイで開幕する同レース初のアジアシリーズを記念したもので、そのタイミングに合わせて両社互いの新作モデルを発表する場となった。
会場となったのはブランパンが入るスウォッチ・グループの銀座ショールーム「シテ・ドゥ・タン・ギンザ」。
多くの通行人の目に留まる中、真っ赤なロッソ・マースを纏った今回の主役「ガヤルドLP570-4 スーパートロフェオ・ストラダーレ」がエントランスに置かれ、異様な存在感 を放っていた。
このガヤルドLP570-4 スーパートロフェオ・ストラダーレとは、まさにスーパートロフェオ・チャンピオンシップに出場する参戦車両を市販のロードバージョンへとモディファイしたもので、世界限定150台というモデルだ。
実は昨年の10月26日にすでに発売がスタートしたこのモデル。デリバリーも昨年の12月に始まっているという状況だが、ここで改めてこのガヤルドLP570-4 スーパートロフェオ・ストラダーレを紹介したい。
レーシングスピリッツがもうテンコ盛りです。
エンジンは参戦車両と同一のV10エンジン(5,204cc/570ps/540Nm)、そしてトランスミッションもeギア6速ロボタイズド・ギア・ボックスを搭載する。なによりもレース参戦車両と顕著に同じなものが、巨大なリアスポイラー。ガヤルドLP-560-4の3倍という強大なダウンフォースを生むという。
またエンジンフードもサーキットから取り入れたコンポーネントの一つ。注目はスポイラーとエンジンフードだけでなく、様々なボディパーツ・要素が、カーボンファイバー 等で制作されているという点だ。このカーボンファイバーの採用によって、車体重量はなんと1,340kgを達成。ただでさえ軽いとされるガヤルドLP-560-4をさらに70kgも下回るという。ざっと成人男性一人分のダイエットに相当する。
その恩恵はパワーウェイト比率2.35kg/HPという驚異的な数値に現れる。0-100km/h加速はわずか3.4秒、発進から10秒たらずで時速200kmに到達し、最高速度は320km/hをたたき出す。アルミニウム製ブレーキキャリパーはフロントが8ピストン、リアを4ピストンとし、ランボルギーニ初のレッド塗装も施され、足元を光らせる良いアクセントとなっている。
エクステリアカラーは赤をメインとしているが、その他、グリジオ・テレスト(グレー)、ビアンコ・モノセルス(オレンジ)もオプションで用意される。
尖ったインテリアはまさに秀逸
インテリアは赤と黒のカラーリング。素材はアルカンターラと軽量カーボンファイバーを多様しており、メタルパーツはダーククロムの仕上げ。激辛スパイシーな超速マシン に似合う尖ったインテリアは秀逸だ。
足回りは、4輪に軽量アルミニウムによるダブルウィッシュボーン・レイアウトを採用。19インチの鍛造アルミホイールも4本で13kgの重量削減に成功している。ホイールベアリングにはチタン素材を採用し、タイヤはピレリのP-Zeroコルサタイヤを採用するなど、モディファイといっても、ほぼレーシングバージョンそのままといった究極モデル。
その他、ロールゲージに、4点式シートベルト、消火器など、レーシングスピットを駆り立てるオプションの数々も用意される。
“スーパートロフェオ・チャンピオンシップ”初のアジアシリーズはどういった展開を見せるのか、こちらも注目といったところか。
価格は31,368,750円(消費税込み)
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