ジャンプスターターのおすすめ人気10選! 選び方や使い方から注意点まで徹底紹介【2024年】
- 筆者: 増田 真吾
車のバッテリーが上がった場合の対処に必要なジャンプスターター。電流量や電圧、容量などジャンプスターターの選び方を、使い方や注意点も含めて詳しく解説します。
また、おすすめジャンプスターター10商品も紹介するので参考にしてください。
ジャンプスターターとは?
ジャンプスターターとは、車のバッテリーが上がってエンジンがかからなくなった際に、外部から一時的に電力を供給して再度バッテリーをチャージし、エンジンを始動させるカー用品です。
ジャンプスターターは、一時的な電力を供給するためのバッテリーと、車と接続するためのケーブルで構成されています。
友人のいないお出かけ先やロードサービスの呼びにくい場所でも、自分ですぐにバッテリー上がりに対処できる点が最大のメリットです。
電装品の切り忘れや経年劣化で起こるバッテリー上がりは、いつ発生するか予測できません。特に冬場に気温が下がると能力が低下するため、それほど古くないバッテリーでも容量不足となり、エンジンがかからなくなることもあります。
ジャンプスターターを車に備えておけば、急なバッテリー上がりでも慌てずに対応できて安心です。
ジャンプスターターの使い方
ジャンプスターターの使い方は、それほど難しいものではありません。ただし、安全のため車のバッテリーへの接続手順は必ず守ってください。
ジャンプスターターを使う際の手順は以下の通りです。
1.車のバッテリー端子を見える状態にしておく
車のボンネットを開け、バッテリー端子のカバーを外します。
車種によっては端子のカバーが外しにくいこともあるため、日常のメンテナンス時に外し方を確認しておきましょう。
2.ジャンプスターターのバッテリーにケーブルを接続する
付属のケーブルを、まずはジャンプスターター側のバッテリーに接続します。
ジャンプスターターにケーブルを接続する際は、車に接続する側の端子が触れないように注意しましょう。
また、ジャンプスターターのバッテリーにスイッチがある場合は、必ずオフにしておいてください。
3.車のプラス端子から順にケーブルを接続する
ジャンプスターターを車に接続する際は、車のバッテリーのプラス端子から先に接続します。
使用するケーブルの色は、一般的にプラス側が赤色、マイナス側が黒色です。
プラス端子への接続が終わったら、マイナス端子もケーブルをつなぎます。
4.ジャンプスターターの電源を入れる
ケーブルの接続が終わったら、ジャンプスターターの電源を入れてエンジンを始動できるようにします。
電源スイッチのないモデルの場合は、ケーブル接続後すぐに車のエンジンをかけてください。
5.車のエンジンをかける
いよいよ車のエンジンをかけます。
なお、ジャンプスターターの電源を入れたあとは、できるだけ早くエンジンをかけてください。
接続して電源を入れるとバッテリーへの充電が始まり、電圧が降下し始めるためです。
6.ジャンプスターターの電源を切る
エンジンがかかったら、ジャンプスターターの電源を切ります。
7.マイナス端子からケーブルを外す
ケーブルを外す際は、必ずマイナス端子から外します。
プラスから外して万が一外したケーブルがどこかに接触すると、ショートしてしまうためです。
接続はプラスから、外すときはマイナスからと覚えておきましょう。
ジャンプスターターを使うときの注意点
ジャンプスターターを利用する際の注意点を、詳しくご紹介します。いざという時に慌てないよう、注意点をよく理解しておきましょう。
定期的に充電しておく
ジャンプスターターのバッテリーは、必ず定期的に充電しておきましょう。バッテリーは、使用していなくても自然に放電して充電容量が減っていきます。
車内に放置したままだと、いざという時に放電してしまっていて使えないという事態になりかねません。
接続方法を守る
ジャンプスターターを車のバッテリーに接続する際はプラス側から、外す際はマイナス側からです。安全のために、必ず接続順を守ってください。
また、ジャンプスターターに接続後、ケーブルのプラスとマイナスを接触させないようにすることも大切です。
マニュアルを読んで不安な場合はプロに頼む
ジャンプスターターを使用すると、ケーブルには巨大な電力が流れます。安全に使用するために、必ずマニュアルをしっかりと読んでおきましょう。
また、どうしても作業することに不安が残る場合は、ロードサービスなどプロに依頼することも検討してください。
ジャンプスターターの選び方
ジャンプスターターには、バッテリーの種類や容量などさまざまな種類があります。また、自分の車に合った商品を選ばないと、そもそも使用できないので注意が必要です。
そこで、ジャンプスターターの選び方を、3つの観点から詳しくご紹介します。
車に合った仕様のものを選ぶ
ジャンプスターターを購入する際に重要なのは、自分の車の仕様にあった商品を選ぶことです。
まず、バッテリーの電圧を確認します。一般的には、普通車が12V、トラックなどの大型車が24Vです。ジャンプスターターのなかには、電圧が選べる商品もあります。
次に、電流量も確認すべき重要なポイントです。車のエンジンを始動するには、軽自動車なら300A程度、普通車や大型車なら400〜700A程度必要になります。
余裕をもたせる意味でもできるだけ電流量の大きなモデルを選ぶことをおすすめしますが、金額やサイズにも関係するので、車の仕様や予算に合った最適なものを選びましょう。
バッテリーの種類や容量で選ぶ
ジャンプスターターに利用されるバッテリーは、大きくわけて4種類あります。大きさや容量、価格が異なるので最適なものを選んでください。
鉛電池
コストと容量に優れているのが、一般的に多く流通している鉛電池です。安価に入手できて大電力が供給できる一方、サイズが大きく重量もあるので、持ち運びが不便である点がデメリットです。
リチウムイオン電池
リチウムイオン電池は、比較的コンパクトで持ち運びに便利です。ただし、出力があまり大きくないため、排気量の大きい車に使用する際は容量をよく確認しましょう。
リチウムマンガン電池
安全性を重視する方におすすめなのが、リチウムマンガン電池です。リチウムイオン電池よりも安全性が高いので、電気に慣れていない方でも心配なく取り扱えます。ただし、出力が小さいので大型車には不向きなことと、価格が高い点がデメリットです。
リチウムポリマー電池
リチウムポリマー電池は、大容量ながらコンパクトな電池です。また、電池自体の耐久性が高いので、比較的長持ちします。ただし、容量自体は大きいものの出力は小さいので、大電力が必要な大型車や輸入車などには向いていません。
保護機能や防水など機能性で選ぶ
ジャンプスターターには、ただ電力を流すだけでなく安全機能を搭載した商品もあります。例えば、万が一ショートさせた際に働く保護機能があれば、取り扱いに慣れていない人でも安心です。
また、バッテリー上がりはいつ起こるかわからないため、雨の降っている日の屋外でジャンプスターターを使用することになるかもしれません。防水機能が備わっていれば、あらゆる場面でのバッテリー上がりに対応できます。
さらに、暗所での作業に便利なライトやスマートフォン充電機能など、多機能なジャンプスターターを選べばさまざまな場面で活用できて便利です。
ただし、機能性が高いほど価格も上がる傾向にあるので、予算と使用状況に合わせた商品を選びましょう。
商品名 | 画像 | 商品URL |
---|---|---|
ジャンプスターター 12V車用 24,000mAh | ||
エアコンプレッサー搭載ジャンプスターター 12V車用 20,000mAh | ||
マルチファンクションジャンプスターター 12V 24V車用 42,000mAh ITO-42000 | ||
ジャンプスターター 12V車用 8,000mAh | ||
ジャンプスターター 12V車用 12,800mAh | ||
ジャンプスターター 12V車用 12,800mAh | ||
ジャンプスターター 12V車用 23,800mAh BM500 | ||
ジャンプスターター 12V車用 21,800mAh | ||
スーパーコンデンサ搭載ジャンプスターター 12V車用 | ||
ジャンプスターター機能付ポータブル電源 200,000mAh JUMP600 |
おすすめ人気のジャンプスターター10選
さまざまな商品が展開されているジャンプスターターから、容量や機能性、コストといった観点でおすすめの商品をご紹介します。
その1:BIUBLE ジャンプスターター 12V車用 24,000mAh
BIUBLE ジャンプスターター 12V車用 24,000mAhは、十分な容量とピーク電流を確保したジャンプスターターです。
安全保護回路も内蔵しているので、安心して使用できます。
また、LEDライトやQC(クイックチャージ)3.0に対応しており、スマートフォンやタブレットなどモバイル機器の充電もできるため、バッテリー上がり以外にも利用できて便利です。
その2:BUTURE エアコンプレッサー搭載ジャンプスターター 12V車用 20,000mAh
BUTURE エアコンプレッサー搭載ジャンプスターター 12V車用 20,000mAhは、タイヤに空気を入れるコンプレッサーまで搭載した高機能ジャンプスターターです。
また、複数のUSB端子を備えているので、さまざまなデバイスの充電もできます。
バッテリーのピーク電流は2,500Aにも達するため、ガソリン車なら8.5L、ディーゼル車でも8.0Lまでの大排気量車に対応できる点もこの商品の魅力です。
その3:ハチハチハウス マルチファンクションジャンプスターター 12V 24V車用 42,000mAh ITO-42000
ハチハチハウス マルチファンクションジャンプスターター 12V 24V車用 42,000mAh ITO-42000は、12V車と24V車のどちらにも対応しています。
また、42,000mAhと容量の大きな点も、この商品の大きな魅力です。
USBTypeーCコネクタも備えているので、大容量を活かしてモバイル機器の充電にも重宝します。安全回路も搭載しているので、作業に慣れていない人でも安心です。
その4:Arteck ジャンプスターター 12V車用 8,000mAh
- ジャンプスターター 12V車用 8,000mAh
- Arteck
Arteck ジャンプスターター 12V車用 8,000mAhは、コンパクトで持ち運びに便利なジャンプスターターです。
コンパクトながらピーク電流は800Aで容量は8,000mAhあるので、普通車サイズであれば十分対応できます。
また、スマートフォンなどのモバイル機器も充電できるので、外出先でも便利です。
ただし、出力が限られているので、大型車などでは電流量の不足に注意してください。
その5:BUTURE ジャンプスターター 12V車用 12,800mAh
BUTURE ジャンプスターター 12V車用 12,800mAhは、スマートフォンと同サイズ程度のコンパクトさと、高出力を兼ね備えたジャンプスターターです。
最大電流は1,200Aなので、6Lクラスの大排気量車にも対応しています。
また、安全保護機能やLEDライト、モバイル機器の充電機能など機能性に優れているのも、この商品の魅力です。
その6:DINKALEN ジャンプスターター 12V車用 12,800mAh
- ジャンプスターター 12V車用 12,800mAh
- DINKALEN
DINKALEN ジャンプスターター 12V車用 12,800mAhは、ディスプレイを備えていて残量がわかりやすく、使用していない際にバッテリーの充電状況を確実に把握できます。
ディスプレイではジャンプスターター自体の状況だけでなく、カーバッテリーの電圧も確認可能。
また、安全回路やモバイル機器の充電機能など、ジャンプスターターに必要な機能が備わっている点も魅力です。
その7:BRPOM ジャンプスターター 12V車用 23,800mAh BM500
BRPOM ジャンプスターター 12V車用 23,800mAh BM500は、ピーク電流3,000Aの高出力ジャンプスターターです。
出力が高いため、ほぼ全てのガソリン車と8Lもの大排気量ディーゼル車にも対応しています。
さらに、23,800mAhという大容量なので、エンジンがかかりにくい冬場でも安心です。また、同時に2台充電できるUSB出力端子も備えています。
その8:BUTURE ジャンプスターター 12V車用 21,800mAh
BUTURE ジャンプスターター 12V車用 21,800mAhは、ピーク電流2,500Aで21,800mAhと大容量のジャンプスターターです。
液晶ディスプレイを備えているので、残量やジャンプスターターの状態を目視で手軽に確認できます。
さらに、ストロボ機能付きの高輝度LEDライトも備えているので、防災用品としても便利です。
その9:BUTURE スーパーコンデンサ搭載ジャンプスターター 12V車用
BUTURE スーパーコンデンサ搭載ジャンプスターター 12V車用は、本体にバッテリーを搭載していないユニークなジャンプスターターです。
車のバッテリーに残ったわずかな電力や、外部電源でチャージして利用します。
事前に充電しておく必要がないため、緊急時にすぐ利用できる点が最大のメリットです。
その10:VTOMAN ジャンプスターター機能付ポータブル電源 200,000mAh JUMP600
VTOMAN ジャンプスターター機能付ポータブル電源 200,000mAh JUMP600は、ハイパワージャンプスターター機能を備えたポータブル電源です。
1,500Aの高出力なので、ほとんどの車に対応しています。また、大容量ポータブル電源として、ジャンプスターター以外にもアウトドアや防災目的で幅広く利用できる点が最大の特徴です。
100V電源やUSB電源として利用できるので、コンセントがなくてもさまざまな機器を使用できます。
まとめ
ジャンプスターターを車に備えておけば、出先でバッテリーが上がってもすぐに対処できます。
特に最近ではコンパクトな商品もたくさんあるので、常時車に置いていても邪魔になりません。
ただし、いざという時にすぐ使えるよう、定期的な充電を欠かさないことが大切です。
また、マニュアルを読むなど、使い方も事前に確認しておきましょう。
一方で、車のバッテリーは上がらないに越したことはありません。日頃のメンテナンスで、バッテリーの点検もしっかりとしておきましょう。
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