慣れれば運転は楽しい! 初心者やペーパードライバーがつまずきやすい運転のポイント3つ
- 筆者: 篠田 英里夏(MOTA編集部)
4月も半ばに入ろうかという頃、新生活や新学期にも少しずつ慣れてきた時期ではないだろうか。
暖かい季節になり、初心者マークをつけたクルマもちらほら見かけるようになってきた。そこで今回は運転初心者がつまずきやすい運転のポイントを3つ紹介したい。
本線にいるクルマを目印にすると高速道路などでの合流も上手くいきやすい
通学タイプの教習所では近隣の高速道路で高速教習を行うところもあるが、初心者やペーパードライバーが苦手意識を感じやすいのが高速道路などの合流ではないだろうか。
高速道路で安全に合流するには、まず高速道路本線上のクルマの位置とスピードを確認して、自分の入る場所を決める。しっかりと目標の位置を決めると上手に合流しやすい。
加速車線に入ったら、本線の後方を走るクルマの流れを素早くチェック。目標のクルマを決め、そのクルマの後に入る方が流れに乗って合流しやすい。
その際、加速車線では十分に加速すること。十分加速しないまま合流すると、本線を走ってくるクルマの流れを乱してかえって危険となる。
ミラーの死角や後方の安全を目で直接確認しながら、本線の流れに合わせて合流することも重要だ。
逆に、本線を走行している時には合流しようとするクルマの動きに注意すること。
本線の一番左の走行車線を走っていて、合流地点が近づいたとしたら合流してくるクルマの動きに注意する。加速車線で十分に加速できないまま、前に合流してこようとするクルマがいるかもしれない。
そういうクルマの動きを予測して、合流地点の手前で追い越し車線に移っておくと安心だ。車線変更ができない場合は、スピード調節して前のクルマとの車間距離をあけて合流車の無理な進入に注意しよう。
駐車時は適宜クルマの位置をしっかりと把握して、ハンドル操作とバック操作を同時に行わないようにする
次に駐車。これも初心者にとっては難易度の高いものの一つだろう。
まず重要なのは、駐車時にハンドル操作とバック操作は同時にしないことだ。
ハンドル操作はクルマが完全に止まったときにすること。前進とバックはゆっくりと行い、オートマチック車の場合はクリープを使って、いつでもブレーキが踏めるよう、右足はブレーキペダルの上に乗せておく。
そしてバックするとき内側の後輪が、駐車枠の角のエリア「ピボットエリア」にくるようにすると、あとはハンドルの切り返しで確実にクルマを駐車枠に入れることができる。
しかし、内側後輪が駐車枠の左角にきたかどうかは、ドアミラーを使っても確認できない。内側後輪の延長線がどこに見えるか、あらかじめ車両感覚をつかむ練習をし、見え方を覚えておくことだ。
そして1カ所だけに注意を向けず、車両の周り前後左右を直接目で見たりミラーを使って位置を確認すること。自信がなければ無理せずに切り返す、他車を待たせていないときには同乗者に一度外に出てもらう、または自分で確認するなどして、車両の状況を確認しながら駐車する。
緊張する狭い道でのすれ違い! ポイントは左に寄せつつクルマは真っ直ぐにすること
クルマの運転に慣れていない人はもちろん、車幅間隔がつかめていないと緊張するシーンというと、狭い道路でのすれ違いだろう。
まず対向車に気づいたら素早くすれ違う場所を見つけること。そして、周囲の安全を確認しながら早めにクルマを左に寄せる。運転操作はできるだけ少なくゆるやかに前進し、左へ寄せることができたら、クルマを真っすぐにしておくことが大切。すれ違い場所の直前で左に寄ると、寄せきれずに車体が斜めになってしまうことがあるからだ。
極度に接近してしまう場合は、停車して対向車の通過を待ってもよい。焦って動いてしまうのは禁物だ。初心者マークを貼っている車両であれば対向車も気を使って先に抜けてくれる可能性もある。
また、運転席からの見え方から車幅感覚を覚えて「ここまでならいける」というポイントをしっかりと抑えておくこと、事前に周囲を確認して鉢植えなど背の低い障害物に注意することなども重要だ。
ほかにも歩道と車道を分ける縁石にタイヤやホイールをこすってしまうという経験をしたことがある人もいるだろう。前方をよく確認するのはもちろん、周囲の状況がわからないときは、クルマから降りて確かめても良い。相手もぶつけられたくはないはずなので、お互いにとって安全にすれ違うことが何より重要だ。
繰り返し練習して車両や運転に慣れることが何より大切だ
もちろん、苦手は人それぞれなのでここで紹介しきれなかった部分もあるが、以上の3つは特につまずきやすい人が多いのではないかと思う。ここで紹介したことを意識してもらいながら、慣れるまで繰り返し練習することが何より大切。
苦手意識を持っている人に少しでも「クルマの運転は楽しい」と感じてもらいたい。
【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】
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