【2024年】キャンプラック・棚のおすすめ人気29選！ 選び方やお手入れ方法も合わせて解説

キャンプで棚・ラックを使用するメリット

キャンプ・アウトドアに棚やラックを持っていくと、細々した道具や荷物を収納することができ、キャンプサイトがすっきり片付きます。

具体的に、どんなシーンで棚・ラックが役立つのか、使い方の例をご紹介します。

キッチンスペースで調理器具を収納できる

キャンプ・アウトドアでなにかと細々した道具を使うのが、キッチン周りです。鍋・菜箸・おたまなどの調理器具、食器やカトラリー、食材と調味料、火を使うための燃料など、必要なグッズがたくさんあります。

棚やラックは、そういった道具をまとめるのにとても便利。見た目がすっきりするだけではなく、段や引き出しごとに用途を分けることで、どこに何があるかわかりやすく機能的です。キャンプの行き帰りには、道具をまとめて持ち運ぶための入れ物にもなります。

テント内では荷物を管理できる

テントの中で、荷物を置くのにも棚・ラックは便利です。持ち主ごとに段を分けてまとめたり、着替えなど必要なものを使いやすいように出しておくことができます。

また、ラックで縦に重ねた方が、平置きにするより省スペースになるのもポイント。さらに、ラックで地面と荷物に距離をあけることで、地面から上がってきた湿気で荷物が湿るのを防ぐ効果もあります。

くつろぎスペースではテーブル代わりにも

アウトドア用の棚やラックには、ものを置くだけではなく、テーブルとして使える商品もあります。テーブルやラックはかさばりやすいので、1つで2つの用途があればキャンプの荷物を減らすことができます。

特に2WAYとして販売されているものではなくても、高さや天板の大きさ、耐荷重などがちょうどよければテーブルとして使用可能です。中には、一つだとテーブル、重ねると棚やラックとして使える商品もあるため、チェックしてみましょう。

キャンプで役立つ棚・ラックの選び方

ここでは、キャンプ・アウトドアで使いやすい棚やラックの選び方について解説します。

素材で選ぶ

キャンプ・アウトドア用の棚・ラックは、大きく分けて木製のものと金属製のものがあります。

アウトドア感の増す木製

木製の棚やラックは、ナチュラルな印象でキャンプサイトをおしゃれに演出できます。写真映えを意識する人などには木製の棚・ラックがおすすめです。

また、組み立て不要の商品が多く、すぐに使えるのもポイント。ただし、金属製ラックに比べて水や汚れに弱いため、外での使用を想定している場合はあまり向きません。

劣化しにくく丈夫な金属製

金属製の棚・ラックは、さらにアルミニウム製、ステンレス製、アイアン製などに分かれます。アルミニウム製の棚は軽量性を意識した商品が多いため、荷物を軽く・少なくしたい人におすすめ。アルミニウムだけではなく、布なども組み合わせることでさらに軽量化している商品もあります。

ただし、棚自体が軽く、組み立てタイプが多いため、耐荷重は少ないこともあります。商品スペックを確認してから購入しましょう。

ステンレス製のラックは、アルミよりは重いもののアイアンよりは軽く、耐久性が高くて丈夫なのがポイント。水や汚れにも強くさびにくいので、長く使えるアウトドア用ラックが欲しい人におすすめです。

アイアン製の棚は他の素材よりも重く、無加工だとさびやすいですが、重厚感があり、使い込むほどに味が出てくるのがポイント。

キャンプサイトをワイルドな印象に演出したい人におすすめです。また、耐熱性が高いため、キッチン棚やテーブルとして使うときにダッチオーブンなどを直に置くことができます。

折り畳み式で持ち運びがしやすいか

キャンプ・アウトドア用の棚には、折りたたみ式、組み立て式、組み立て不要タイプがあります。折りたたみ式は、畳んである棚を開くだけで使い始められるので、スピーディーかつ省スペースなのがポイント。

組み立て式は、現地で組み立てる手間はありますが、持ち運び時にコンパクトになるため荷物量が限られている時におすすめです。組み立て不要タイプは、持っていってそのまま使うことができるので楽ですが、持ち運び時にかさばるので移動方法を考えておきましょう。

組立て＆撤収が簡単にできるか

折りたたみや組み立てタイプの棚・ラックは、そのやり方もチェックしておきましょう。テントの設営に加え、複雑なアウトドア家具の組み立ても必要になると、他のアクティビティをする時間がなくなってしまうことも。

組み立て手順や所要時間、キャンプに行く人数で組み立てられるかどうかを確認しておきましょう。

安定性があるか

安定性は、キャンプ用の棚・ラック選びで重要なポイントです。キャンプ中に棚が倒れたり壊れたりしてしまうと、思わぬ事故に繋がりかねません。

耐荷重のほかに、凹凸のある地面でも安定して設置できるかどうかや、固定方法なども確認しておきましょう。ちなみに、高さがあるものより低いもの、下の棚が広く低重心なものほど安定しやすくなります。また、荷物を置くときも、下の棚には重いもの、上の棚ほど軽いものを置くようにしましょう。

耐久性・防水性・耐火性は問題ないか

耐久性・防水性・耐火性も、購入前に必ずチェック。特にキッチン周りや焚き火のそばで使う場合、耐火性は重要なポイントです。耐火性が弱い素材だと、うっかり熱で溶けたり焦げたりしてしまうことがあるため、耐熱温度や耐火性能を高める工夫について確認しましょう。

耐久性や防水性は、耐荷重や素材ごとの性質、防水・防腐加工の有無などで確認できます。

おしゃれなデザインか

棚はアウトドア家具の中でも大きめのアイテムなので、キャンプサイトで目立ちます。キャンプサイトの雰囲気を左右するので、デザイン性にもこだわって選びましょう。

棚やラックのみのデザイン性を見て選ぶのではなく、周りのアイテムとのコーディネートを考えて選ぶのがおすすめです。

キャンプ用棚・ラックの人気ブランド・メーカー

ここでは、キャンプ・アウトドア用の棚やラックの品揃えが豊富なおすすめメーカーを4つご紹介します。

山善のアウトドアブランド「キャンパーズコレクション」

キャンパーズコレクションは、金属加工や工作機械の製造を行う株式会社山善が展開しているアウトドアブランドです。ステンレス製や木製のアウトドア家具を展開していて、棚は木製の2段・3段ラックや、テーブルとしても使える軽量なメッシュラックが人気。

価格帯がリーズナブルで、ホームセンターなどでの取り扱いも多く、初心者も入手しやすいのがポイントです。

クオリティ重視の「スノーピーク」

スノーピークは、新潟県三条市に本社を置く日本のアウトドアブランドです。本格的なアウトドアファン向けの商品が多く、野外でのニーズに沿ったアイテムが多いのが特徴。

デザイン性の優れた商品も多いので、おしゃれなキャンパーにも人気のブランドとなっています。価格帯はやや高めですが、クオリティ重視でキャンプ用の棚を選びたい人におすすめです。

アウトドア用品の総合ブランド「キャプテンスタッグ」

キャプテンスタッグは、幅広いアウトドアアイテムを取り揃える総合ブランドです。商品数がとても多いため、誰でもニーズに合った棚やラックを見つけやすいのが特徴。

アウトドアファンの間ではメジャーなメーカーなので使用レビューやブログなども多く、実際の使用感を確認しやすいです。価格も比較的手頃で、購入しやすいアイテムが多いのもポイントです。

ユニークなデザインが多い「DOD（ディーオーディー）」

DODは、大阪に本社を置くアウトドアブランド。アウトドア好きのために開発されたユニークなアイテムを多く展開しているのが特徴です。

パーツごとの販売や、棚・ラックと合わせて使える収納アイテムが多く、ニーズに合わせてカスタマイズしやすいのがポイント。全体的にアイアン製やアースカラーのアウトドア家具が多く、ワイルドなデザインが好きな人におすすめです。

キャンプにおすすめの棚・ラック29選

ここからは、キャンプ・アウトドアにおすすめの棚・ラックを29選ご紹介していきます。

様々なニーズに合った商品が見つかるよう、幅広いサイズや素材のアイテムを集めました。

キャプテンスタッグ CSクラシックス 木製 MOVEラック

折りたたみ式の木製3段ラックです。幅60cm、奥行き30cmの棚が3段あるので、荷物をたっぷり収納することができます。耐荷重は1段あたり10kgです。ちなみに、他に2段タイプと4段タイプ、棚の幅も46cmのタイプもあるため、荷物量やキャンプサイトの広さによって選べます。

設置は広げるだけなので簡単で、一人でも組み立て可能。取り外せるパーツがないため、紛失の心配がないのもポイントです。素材は天然木ですが表面にオイルステイン加工がしてあるため、ある程度の水や汚れに耐久性があり、長く使うことができます。

コーナン 折り畳み式木製ラック

ホームセンターのコーナンオリジナルの木製3段ラックです。棚は幅46cm、奥行き30cmで、耐荷重は1段5kgとなっています。ホームセンターの商品なので入手しやすく、価格も2,000円台と手頃なのがポイントです。レビューでも、同様の商品と比べて安いので、コスパで選んだという声が目立ちました。

ただし、初期不良があったというレビューがいくつかあるため、購入したら状態をしっかり確認しましょう。ロゴなどのないシンプルなデザインなので、自分で塗装などをしてカスタマイズするのもおすすめです。

キャンパーズコレクション 木製ラック

アカシア材の深みのあるカラーが印象的な木製ラックです。木製ラックはナチュラルで明るめの色味のものが多いため、深みのある色合いが好みの人におすすめ。棚は幅50cm、奥行き30cmで、3段と4段タイプから選ぶことができます。

耐荷重は公開されていませんが、レビューでは「けっこう重たいものを置いても問題なく使えている」という声がありました。同じアカシア材のチェアやテーブルも販売されているため、合わせて購入するとキャンプサイトの雰囲気を統一することができます。

不二貿易 折りたたみラック

パステルカラーの塗装が可愛らしい3段ラックです。カラーはグリーン・グレー・ナチュラルの3色で、レビューではグリーンやナチュラルが人気でした。デザイン性が高いので、自宅のインテリアとして使っているという声も目立ちます。

棚は幅45cm、奥行き27cmで、やや小さめのサイズとなっています。軽量なパイン材を使用しているため総重量1.5kgと軽く、軽量・コンパクトな木製の棚を探している人におすすめです。

ユニフレーム フィールドラック

1つならミニテーブルとして、重ねて連結すると棚として使えるマルチなアイテムです。単品販売のほかに2点・4点セットも販売されているため、重ねて使うのが前提の人にはそちらもおすすめ。2点・4点セットには持ち運び用のトートバッグも付属しています。

コンパクトな見た目ですが、分散耐荷重が30kgあり、重いコンテナなどもしっかり支えることができます。アウトドアファンの間では定番になっている人気アイテムで、レビューではリピート買い・複数買いしているという声も目立ちました。

キャンパーズコレクション タフライトスタンド

高低差のある棚が4つ組み合わさっていて、キャンプ用のキッチン棚として使うのにぴったりのアイテムです。耐荷重は中央の2つの棚が各20kg、サイドの棚が3kgと7kgとなっていて、合計50kg分の荷物を置くことができます。ウォーターサーバーなどの重量物も置ける丈夫さです。熱にも強いので、コンロや加熱後の鍋やスキレットなどもそのまま置くことができます。

高さが最大86cmあるので、調理などの作業がしやすいのもポイント。大きい分、重さは5.3kgと重めですが、折りたたみ式で専用のキャリーバッグもついているので持ち運びも便利です。

キャンパーズコレクション アルミ フォールディングラック

軽量なアルミ製の折りたたみ式3段ラックです。サイズは幅40cm、奥行き29cmとやや小さめで、サイドテーブルとしてちょうどいいサイズ。総重量は2.1kgでコンパクトに折りたためるので、持ち運びにも便利です。

ただし、耐荷重は全体で3kgとのことで、あまり重いものを置くのには適していません。しかし、レビューでは「自分の使い方なら必要十分」と好評価な声も多く、ちょっとした物を置くための棚を探している人におすすめです。

スノーピーク シェルフコンテナ

置き方によって、コンテナと棚の2WAYの使い方ができるアイテムです。移動時や自宅では収納用のコンテナとして、キャンプサイトでは開いて重ねることで棚として使えます。最大3個積み重ねることができ、1個あたりの積載量は20kg。合計60kgまでの荷物を収納できます。

サイズは25と50の2タイプがあり、荷物量やキャンプサイトの広さに合わせて選ぶことが可能。レビューではデザインの良さに惹かれて購入したという声も多く、キャンプサイトをおしゃれに演出したい人におすすめです。

DOD テキーラレッグ

アイアン製で、丈夫さと耐熱性の高さが特徴のテキーララック用レッグです。脚と天板を別々に購入することができ、高さや幅、素材などを自在にカスタマイズできるのがポイント。ラックだけではなく、テーブル、ローテーブルなど様々な使い方ができます。

耐熱性が高いので焚き火の上にそのまま置くことができ、調理台やストーブガードとしても使用可能です。マルチな使い方ができるキャンプ用ラックが欲しい人におすすめです。

パール金属 積み重ね 棚

1つなら荷物置き台やミニテーブルとして、積み重ねると棚として使えるアイテムです。サイズがLサイズ、Sサイズ、ロングサイズ、ワイドサイズの4タイプあり、荷物の大きさやキャンプサイトの広さに合わせて選べるのがポイント。鍋などの調理器具を置くのにちょうどいいサイズなので、キッチン周りのものを整頓する棚としておすすめです。

キャンプ・アウトドア専用アイテムではないので、自宅での使用にも適しています。カラーはブラックとホワイトの2種類があり、周りのアイテムと合わせてコーディネートが可能。1つ1,000円台というコスパの良さもポイントです。

ハングアウト キャンプ 折りたたみラック

幅が90cmある、大型のキャンプ・アウトドア用ラックです。スタッキングすることで、棚として使うことができます。スタッキングする際は付属のベルトで固定できるので、しっかり安定するのがポイント。

ご紹介しているのはアイアンタイプですが、同型で木製の天板付きタイプもあるため、テーブルとして使ったり、細かいものを置くならそちらも便利です。ポール部分にS字フックなどを吊り下げることで、ものを吊るして収納することもできます。

キャンピングムーン フィールドラック

スタッキングタイプの棚の2個セットです。耐荷重は各段30kgあるため、2段で60kg分の荷物を収納することが可能。1つはアイアンのメッシュのまま、もう1つは付属の竹製天板を利用すれば、テーブルや荷物置き台として使えます。

幅60cm、奥行きが35cmあるため、少人数の食事用テーブルとしてちょうどいいサイズ。アイアン部分は耐熱性があるため、加熱後のダッチオーブンなども置くことができます。折りたたみでき、専用の収納バッグもついているため持ち運びにも便利です。

尾上製作所 折り畳み式 フォールディングラック

丈夫なスチール製の折りたたみ式ラックです。棚は幅38cm、奥行き33cmとコンパクトですが、1段あたり10kgの耐荷重があります。頑丈な分、重量は全体で5.5kgとサイズに対して重めですが、小さくて丈夫なキャンプ用の棚を探している人におすすめです。

ウォーターサーバーやダッチオーブンも置ける強度なので、キッチン用の棚としておすすめ。耐熱性があるため、加熱後の調理器具もそのまま置くことができます。

南湖ギア フィールドラック

重ねて使えるアイアン製ラックの2個セットです。耐荷重は1段あたり30kgで、合計60kgの荷物を収納できます。上下に重ねるほかに横に並べて使うこともできるので、荷物の量に合わせて複数購入するのもおすすめ。

1個だとソロキャンプ用のミニテーブルにちょうどいいサイズとなっています。

耐熱性が高いので、熱したダッチオーブンも直に置くことができ、キッチン用の棚としてもおすすめです。

コレンド アイアンレッグラック

工具いらずで簡単に組み立てられるアイアンラックです。脚に天板をセットするだけなので、一人でも簡単に作ることができます。天板は木製で、カラーはご紹介しているダークブラウンの他にナチュラルも用意されています。また、3段タイプもあり、荷物の量に合わせて選ぶことが可能です。

2段タイプでも高さが53cmと高めですが、下側に重心がくる台形なので安定しやすいのがポイント。アウトドア専用の商品ではないため、自宅用のインテリアとしてもおすすめです。

バンドック フォールディング ラック

スチールのフレームに布の天板を組み合わせた、軽量なラックです。総重量3.57kgで、持ち運び用のトートバックもついているため、コンパクトなキャンプ用の棚が欲しい人におすすめ。布製ですが、中には合板が入っているため硬さがあり、ものを置いても沈み込むことはありません。

1段あたり8kgの耐荷重があるため、ある程度重い荷物でも置くことが可能です。単品販売の他にウォーターバッグや薪置きとのセット販売もあり、周辺アイテムと雰囲気を揃えたい人にはそちらもおすすめです。

ノース フォールディングラック

布製ながら、頑丈で重い荷物も置けるキャンプ用ラックです。1段あたり15kgの耐荷重があり、3段で45kg分の荷物を収納可能。さらに総重量が2.94kgと軽量で専用バッグもついているため、持ち運びにも便利です。

天板部分の布は速乾性のあるポリエステル地を使用していて、水に濡れても安心。フレームはブラック塗装のアルミ製となっています。全体がブラックで統一されているので、キャンプサイトをシックな雰囲気にしたい人におすすめです。

ディーオーディー マルチキッチンテーブル

引き上げるだけで設置でき、組み立てが簡単なアウトドア用ラックです。上部はハードトップで、腰くらいの高さになるため、作業用の机に便利。キッチン周辺に置く棚としておすすめです。

内部の棚は3段で、取り外すこともできるため、段をなくして大きな荷物をしまうことも可能。サイドポケット付きで、小物を収納できるのも便利なポイントです。カラーは、カーキ、ブラック、タンの3色展開となっています。

スノーピーク フォールディング

棚の他に、テーブルやベンチとしても使えるマルチなアウトドアアイテムです。具体的な耐荷重は発表されていませんが、メーカーによれば人が座れるほどの強度とのこと。ものを置く以外にも、腰掛けたり踏み台にしたりと、何かと便利です。

天板は竹製で、ナチュラルな見た目ながら木よりも水や汚れに強いのがポイント。レビューでは、使い勝手の良さと作りの丈夫さに惹かれて購入したという声が多く、頑丈なキャンプ用の棚が欲しい人におすすめです。

チルキャンピング フィールドラック

スタッキングラック2段と、竹製の天板のセットです。ちなみに、天板なしで少し価格が安いセットもあるため、テーブルとして使わない人にはそちらもおすすめ。ラックのみの追加購入も可能なので、3段ラックとして使うことも可能。

類似商品は多いですが、こちらはサイド部分がウッド製でナチュラルな雰囲気なのがポイントです。

雑貨の国のアリス アウトドアラック

約80cmの高さがある、竹製の折りたたみ式ラックです。棚は幅45cm、奥行き45cmとコンパクトなので、狭いスペースにも置けるのがポイント。広さが限られたキャンプサイトやテント内で、高さを出してスペースを有効活用したい人におすすめです。

重量は2.57kgと軽量で、専用の収納バッグ付き。耐荷重は公開されていないので、比較的軽いものを載せる棚としておすすめです。

LandField 折りたたみ キャンピングラック

幅50cm、高さ58cmの3段タイプの木製ラックです。小物の整理や収納にちょうどいいサイズで、キッチン周りやテント内など様々な場所で使えます。耐荷重は1段あたり8kgで、全体で24kgの荷物を収納可能。

ちなみに4段タイプも販売されていて、そちらは高さ85cm、32kg分の荷物を収納できます。

ヨーラー アウトドアテーブル

1つだとミニテーブル、重ねるとラックとして使えるアウトドア用ラックです。耐熱性の高いアイアン性なので、そのまま焚き火の上においてゴトクとして使用可能。熱したダッチオーブンなどもそのまま置くことができます。

重量1.5kgで収納時には厚さ2cmになるため、持ち運びが便利なのもポイント。専用の収納用バッグも付属しています。サイドにウッド付きのタイプとなしのタイプがあるため、用途や好みに合わせて選びましょう。

スノーピーク ワンアクションラック

ワンアクションラックという商品名の通り、組み立てが簡単なアウトドア用の棚です。脚部をワンアクションで広げ、天板をセットするだけで設置できます。見た目の良さもポイントで、ブラック塗装のフレームに天然木の天板を合わせ、高級感のあるデザインに仕上げています。

同メーカーのアイアングリルテーブルとの相性が良いため、合わせて使うのもおすすめです。重量は9kgと重めなので、車で荷物を運べるオートキャンプにおすすめです。

W STANDARD アイアンレッグ3段IRL-01

幅が最大120cmある、ワイドな3段ラックです。奥行きは18cmと浅めなので、小さなものを置きたい時や、設置スペースに限りがある時におすすめ。

耐荷重は1段あたり8kgで、合計24kgの荷物を置くことが可能。下に重心がくる台形シルエットなので、しっかり安定します。折りたたみ時には脚と天板を分け、付属のバンドで縛って持ち運ぶことができます。

North Orange アイアンラック 3段

見せる収納としてぴったりの、おしゃれなアイアンラックです。高さは2段と3段、カラーはダークブラウンとナチュラルがあり、サイズ・見た目ともに好みに合わせて選ぶことが可能。

幅は3段タイプで最大90cm、奥行きは23cmなので、小物のディスプレイや靴置きとして適したサイズとなっています。天然木を利用したおしゃれなデザインなので、自宅用インテリアとしてもおすすめです。

ベルメゾン オープンシェルフ

幅2種類、高さ3種類、カラー5種類から選べるバラエティ豊富なラックです。スリムタイプは幅33cmで、限られたスペースにも設置できるのがポイント。狭いテントでもスペースを有効活用できます。

ワイドタイプは幅60cmで、荷物をたっぷり置くことが可能。ただし耐荷重は1段あたり3kgなので、あまり重い荷物を置くのには適していません。

カラーは定番のホワイトやナチュラルの他にグリーン、グレー、ベージュがあり、キャンプサイトの雰囲気に合わせて選べるのが魅力です。

キャプテンスタッグ スタッキングラック

スタッキングラックという商品名の通り、重ねて使えるアイアンロックです。スタッキングするときは金具でしっかり固定できるため、安定性が高いのがポイント。耐荷重は30kgで、何個でも重ねられるので必要数だけ購入して組み合わせましょう。

棚は幅60cm、奥行き35cmで、少人数用のテーブルとしてもちょうどいいサイズです。オプションの天板はステンレス製と竹製があり、用途や見た目の好みに合わせて選ぶことができます。

東谷 オープンシェルフ

高さ2種類、カラー4種類から選べる布製ラックです。3段タイプは高さ59cm、4段タイプは86cmとなっていて、荷物の量や設置スペースに合わせて選ぶことができます。

棚は布製で耐荷重は1段あたり3kgなので、衣類など比較的軽めの荷物の収納におすすめ。カラーはグリーン、ネイビー、ブラック、迷彩の4種類があるので、キャンプサイトの雰囲気やテント内インテリアに合わせて選びましょう。

キャンプの棚のサビ対策について

アイアン系のパーツを用いた棚の場合、サビが発生することがあります。

家庭にあるものでサビを落とす場合は、スチールウールや歯ブラシ、丸めたアルミホイルなどが使えます。これらで表面に付着したサビを落としたあと、クエン酸を溶かしたお湯に漬けておくだけでもある程度はサビを落とすことができるでしょう。

サビが全然落ちない、もしくはもっとサビを落としたい場合は、サビ取り剤を使うとよりサビを落とすことができるはずです。

キャンプの棚の手入れ方法について

キャンプで使用後にしっかりと手入れをすることで、サビ対策はもちろん、長持ちさせることにもつながります。

木製の棚の手入れ方法

中性洗剤を35度〜40度程度のぬるま湯で100倍程度にうすめ、柔らかい布で汚れを拭き取ります。さらに乾拭きして洗剤をきれいに拭き取りましょう。

できれば、表面の汚れを拭き取ったあとに「オイルフィニッシュ（木材用の着色保護塗料）」を塗ることをおすすめします。オイルフィニッシュで仕上げることで艶やかな見た目や木の風合いをより長く楽しめます。

オイルフィニッシュがない場合は、オリーブオイルやサラダ油でも構いません。

まとめ

キャンプに棚を持っていくと、荷物をすっきり収納できてキャンプサイトが機能的になります。また、テーブルとして使えたり、耐熱性の高いアイテムもあるため、アウトドア調理にも便利。

用途によって必要な機能が異なるため、今回ご紹介したキャンプ用の棚の選び方やおすすめ商品をぜひ参考にしてみてください。

[筆者：山本]