ホンダのアジア向け新型コンパクトカー「ブリオ」を徹底チェック!(2/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:松下宏
ホンダ ブリオは「密度の高いパッケージング」
バンコクモーターショー2011では、ホンダ ブリオが初めて披露された。
エクステリアは写真の通りで、私的には結構カッコ良いのでは、と思う。新型マーチのエクステリアが、先代のファニーな感じから普通のコンパクトカーになってしまったことに比べると、グリル回りやボディサイドのキャラクターラインなどによって大きな差をつけているように思える。
ちなみに、ボンネットとフェンダーやバンパーとの隙間もきっちりと仕上げられていて、部分的に隙間を埋めるパーツも装着されていることが確認出来た。
インテリアも、低価格な雰囲気を出さないよう頑張ったとのことだが、展示車を見る限り至って普通のコンパクトカーらしい仕上がりだ。
特に質感が優れているという程ではないが、並のコンパクトカーや軽自動車のインテリアといった印象である。
インパネのセンター下部へ三角に配置されている3つのエアコンスイッチは、マーチと同じ配置だ。
サイドサポートが張り出したハイバックシートへ実際に座ってみたが、座り心地はまずまず。張り出し部分は乗降性に影響を与えることはなく、運転の際にはドライバーをしっかり固定してくれそうだ。
後席は、広さはともかくとして座り心地はクッションが柔らかすぎる印象を受ける。後席へ座ると、後輪のサスも含めてグニャリと沈んでいく。
ブリオはコンパクトカーとはいえど、「小型トラックから乗り換えるファミリー層をターゲットにした」(タイホンダ/藤本社長)クルマなので、後席の仕様はもうひと頑張りして貰いたいところだ。
ブリオのボディサイズは、[全長3,610mm]×[全幅1,680mm]×[全高1,475mm]。
マーチが[全長3,780mm]×[全幅1,665mm]×[1,515mm]であるのに比べると、全長と全高は小さめで全幅だけがやや広い。特に、全長はマーチより170mmも短く、ホイールベースもマーチより105mm短いので、後席の空間はやや不利となる。
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