ホンダ フリードスパイク 新型車解説(2/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:村西一海
実はフリードよりも広い室内長
アクティブギアといえば日産のエクストレイルにも“使える万能機能”が備わるが、あちらはさらにワイルドなシーンを想定しているのに対し、フリードスパイクは、もっと日常的で普段使いにおいてフル活用できるよう設計された、という感じだ。
ボディサイズは全長4,210×全幅1,695×全長1,715mm。ベースのフリードよりも、前後のバンパー形状の関係で5mmほど全長が長くなっているらしいが、そこは誤差とみて気にすることではないだろう。
インテリアサイズは室内長2,025×室内幅1,440×室内高1,715mmで、室内長はフリードより11.5cmもスペース拡大が行われた。
エンジンはフリードと同じく1.5Lエンジンを搭載し、トランスミッションもFF車はCVT、4WD車は5速ATを設定している点も変わりない。
燃費もFFは16.4mk/L、4WDは14.0km/Lと、まずまずの数値を維持しており、まさに経済的なアクティブギアと呼べるのではないだろうか。
こんなご時勢、こういった遊びメインのクルマが出ること自体が極めて珍しい。
どのメーカーも奇抜な車種開発には消極的にならざるを得ず、燃費、価格ばかりを追求しすぎて、いつしか面白みのないクルマばかりが出回るようになってしまった。
最近では日産のジュークが度肝を抜くデザインで、我々の目の前に登場したのは記憶に新しいが、“度肝を抜く”といえば、実はホンダが一番得意としているもの。
「一度着手した研究を途中で止めることはできない」というホンダイズムは有名な話で、過去にも先陣の勢いで、今日のクルマの礎となる部分を築き上げてきたホンダだけに、フリードスパイクの実車を目にした瞬間「やっぱりホンダはこうでなきゃ」と、改めて実感した次第だ。
若者のクルマ回帰を願うべく、是非ともこういった遊べるクルマの登場を今後も期待したいと思う。
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