ホンダ フィットシャトル 新型車解説(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:茂呂幸正
あのフィットに荷室をプラスしたフィットシャトル近日登場!
フィット。この名前を聞けば、誰もがコンパクトカーを想像するほど、初代から日本で人気を博してきたクルマ。人気の秘密は初代から「低燃費」「室内の広さ」「使い勝手」の3拍子が揃った日本にピッタリなクルマだったからだろう。
そんなコンパクトカーの代名詞的存在のフィットに、さらなる広さと使い勝手がプラスされたワゴンモデルが登場だ。その名も「フィットシャトル」。
フィットの良さはそのままに、全長を伸ばし、伸ばした分はすべて荷室部分に、もう少し荷物が積めたらというユーザーニーズに応えたクルマだ。
フィットシャトルの全幅×全長×全高は、1,695×4,410×1,540(mm)と日本の狭い道路事情にピッタリの5ナンバーサイズ。全高も1,540mmに抑えられているので、一般的な立体駐車場にも入庫可能。
そして最小回転半径は4.9mと取り回し性も優れている。
エクステリアはフロントこそ、ファミリーであるフィットを連想させるデザインだが、サイドビューは空間を感じさせるロングキャビンを流麗なラインと伸びやかなフォルムでスタイリッシュに。リアもどっしりとした安定感に傾斜を強めたリアウインドウが軽快さを演出している。
ハイブリッドモデルでは、メッキにクリアブルー塗装を施し、アクリルカバーを合わせたフロントグリル、同じくメッキ部にクリアブルー塗装を施したヘッドライト&リアコンビレンズなどにより、先進性&クリーンイメージを持たせたハイブリッド専用のエクステリアとしている。
パワートレインは1.5リッターと1.3リッター+IMA(ハイブリッド)の2機種。現行フィットがマイナーチェンジを機にホンダ独自のIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を搭載したハイブリッドモデルが追加されたが、このフィットシャトルには登場からこのハイブリッドモデルが設定されている。
しかも、フィットシャトルはボディサイズが大きくなったにも関わらず、ベースのフィットハイブリッドと同じく、10・15モード燃費で30km/Lを達成。
これなら燃費を気にするユーザーも十分納得の数値だろう。
ハイブリッドモデルは、インサイトから採用しているエコ運転度の状態やアドバイスしてくれるコーチング機能&ティーチング機能はもちろん、パワートレインなどを燃費優先に制御し、積極的にエコ運転をしたい人に便利なECONモードも同じく採用。低燃費を楽しく支援してくれる機能が満載だ。
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