ホンダ 新型CR-V 新型車解説(1/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:本田技研工業株式会社
格段に進化した新型CR-Vのパッケージング
ホンダのCR-Vが東京モーターショー直前の2011年11月28日にフルモデルチェンジを受け、4代目モデルが誕生した。
CR-Vは1995年に登場した初代モデル以来、乗用車系プラットフォームを採用したSUVという特徴を持つモデルで、このジャンルをリードしてきたクルマである。
今回の4代目となる新型CR-Vは、エクステリアなどはキープコンセプトで作るとともに、新開発の2リッターエンジンを搭載し、燃費性能の向上を図っている。
乗用車感覚の快適な走りと低燃費、ミニバン感覚のゆったりとした室内空間、SUVならではの頼もしく安心した走りなどを兼ね備えたモデルだ。
新型CR-Vを流れるようなルーフラインを持つSUVとした点は、従来モデルと変わらない。空力性能を向上させたフロントバンパーやヘッドライトと一体にデザインされたグリル、縦型のテールランプなど、SUVらしい力強さを表現しながらも、乗用車的で洗練された印象を与えてくれる。
新型CR-Vのインテリアは左右方向に大きく広がるインパネが広さを表現するとともに、「瞬間認知・直感操作」の考え方の元に、機能性や操作性を徹底追及したという。
インターナビと連動してより多くの情報を表示するセンターディスプレーをインパネ上部に設定した。ナビ画面を生かした状態でさまざまな走行情報やオーディオコントロールが可能だ。
新型CR-Vのパッケージングは、従来のモデルに比べ格段に進化した。全長と全高をやや切り詰め、全幅とホイールベースは従来と同じ寸法としながらも、室内長や室内幅を大きく拡大したからだ。
広くてゆったりした室内に、座り心地の良いシートが用意される。シート配置は2列5人乗りながら、広くて使い勝手の良いラゲッジスペースと合わせると、ミニバン感覚の使い勝手が実現されている。5.5mの最小回転半径も従来と変わらない。
このほか、SUVならではの高めのアイポイントに加え、センターピラーを補足して視界を広げたり、従来と同様にプリズムアンダーミラーを採用して左折時や駐車時の安全な視界を確保した。
またスムーズに乗降できるようにサイドシル形状を工夫するなど、基本的な使い勝手も考慮されている。
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