[試乗]ワタシの目をクギ付けにする、心地よい違和感／「DS5」試乗レポート(2/5)
- 筆者： 藤島 知子
- カメラマン：茂呂幸正
![[試乗]ワタシの目をクギ付けにする、心地よい違和感／「DS5」試乗レポート](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/2767449/014_o.jpg)
シトロエンブランドから独立した「DS」
DSといえば、これまではシトロエンのベーシックなモデルである「C」のラインとは一線を画した派生モデルとして、類い希な個性を打ち出してきた。DS Automobilesのブランドの立ち上げを機にモデル名がブランドの総称へと変わり、それぞれのモデルのフロントフェイスがシトロエン顔からDS顔へと変更された。
つまり、実際のところは、モデルライフ中にブランドが変わったために、これまでの流れを受け継いでマイナーチェンジされたワケだが、今なお強烈な印象を与えていることに違いはない。
西洋の刀剣「サーベル」をイメージした個性的なクロームメッキのライン
中でも、外観で目を惹くのはAピラーからフロントグリル脇までを鋭くなぞるクロームメッキのサーベルライン。
長くとられたキャビンをスマートに見せるだけでなく、エンジンルームのセクションを長く見せる視覚効果によって、ハイクラスなモデルに相応しい伸びやかなスタイリングを印象づける。
ヘッドランプはバイキセノンヘッドライトとLEDポジションランプで構成される『DS LED VISION』を設定していて、強い目力とサーベルのモチーフが優雅さの中に鋭いアクセントが加わり、強烈な存在感を放っている。
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通称「藤トモ」。スーパー耐久のレースクイーンを経験後、軽自動車レースに参戦したことがきっかけで様々なレースに参戦。レースで培った技術と女性ならではの視点が魅力の女性モータージャーナリスト。記事一覧を見る
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