BMW、ロンドン五輪マラソンランナーの藤原 新選手にBMW X5などを提供
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
東京マラソンに続き、2台目のBMW車をゲット!
2月に行われた東京マラソン2012で2位(日本人1位)を獲得し、ロンドンオリンピックへの切符を手に入れたマラソンランナー、藤原 新(ふじわらあらた)選手。その際、東京マラソン2012の公式スポンサーだったBMWは、マラソンの先導車両として新型3シリーズを使用したほか、日本人男性最高位の選手に 贈られる副賞「日本人男子激励賞」として、藤原選手にBMW NEW 328i Sportを提供した。
それからおよそ3ヶ月が過ぎた6月4日(月)、BMWは、ロンドンオリンピックマラソン代表の藤原 新 選手に対し、更なるサポート(協賛)を実施することを発表した。
富山県で生活し、トレーニングは東京等で過ごすという忙しい二重生活を送っている藤原選手。賞品として手に入れた新型3シリーズは生活の拠点である富山で乗っているという。藤原選手は「富山はBMWを乗るには最高に良い道ばかり」と話し、クルマ好きの一面を覗かせた。産婦人科の先生として働く奥様や幼い娘さんもBMWを大変気に入っていると嬉しそうに語った。
今回の発表でBMWは、藤原 新 選手に対し協賛(スポンサード)することを表明するとともに、「BMW X5 xDrive35d BluePerformance」を提供し、トレーニングの移動や練習随行用車両として活用する。
オリンピックは「イケそうな気がする」!
BMW X5 xDrive35d BluePerformanceは、クリーンディーゼルエンジンを搭載し、JC08モード11.0km/Lの低燃費を誇るエコなSUVだ。2台目のBMW導入に対し、藤原選手は笑顔を隠さず「素直に嬉しい」と喜びつつ、協賛の開始については「より新たな達成を成し遂げようという意志をさらに強く持った」と力強く語った。一時はフリーとなり、スポンサードもない状態で走っていた経験を持つ藤原選手だけに、その喜びは格別なはずだ。
提供されたX5のボディカラーは赤(バーミリオンレッド)が選択された。藤原選手は「特に色を指定したワケではないが、(実車を観て)大変気に入っている」と話した。車体には、藤原選手の個人マネージメント会社が立ち上げ、広報や営業活動を行う「アラタプロジェクト」の名も刻まれる。
ちなみに、藤原選手の自宅で使用される328i Sportは白(こちらは奥様と話し合いの末決まった模様)。奇しくも、赤と白は日の丸のコントラストだ。2台のBMWのカラーリングは、国を背負って出場する藤原 新 選手に最も相応しい組み合わせになったのだった。
さらにBMWでは、カーボンフレームを用いたBMWのロードレーサー「BMW M Carbon Racer」(393,750円)も提供する。藤原選手自身が乗り込みトレーニングする用途に加え、スタッフの運転によるペースメーカーとして走らせ、藤原選手の練習をサポートする役割などを果たす。
先日、ロンドンのオリンピックコースを走ってきたばかりの藤原選手は、ロンドンのコースの特長を、一部に石畳路があり、またカーブ(コーナー)が多いところだとし、さらに開催時期が夏場であることなどを挙げ、これらの対策を今後の練習に取り込むと語った。特にコーナリングは複数選手が絡むものであり、狭い交差点などでは特に走る位置取りが大事だとしながら、小柄な藤原選手にとってはこれが有利に働く可能性もあるとし、前向きに捉えているようだった。
ロンドンオリンピック開催まであと2ヶ月。基礎トレーニングに徹していた藤原選手も、ここからいよいよ本番に向けたキツい練習に入る。
しかし、今回のオリンピックの公式車両サプライヤーはBMWグループ。「(2位を獲得した)東京マラソン同様にBMW車が先導車となり、(縁起のいい)あのエンブレムが僕の前を走ることは、僕にとって大きなアドバンテージだ」と語り、今度のオリンピックは「イケそうな気がします!」と、静かに闘志を燃やしていたのだった。
[Photo&レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
◎参考:
■藤原新 オフィシャルウェブサイト:http://www.fujiwara-arata.com/
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