ベントレー コンチネンタルGTC 試乗レポート/小沢コージ これぞ“お金で買えるシアワセ”(1/3)
- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:オートックワン編集部
これぞ“お金で買えるシアワセ”
不肖小沢、久々に、乗ってはイケないクルマに乗ってしまったと思いました。そう、コンチネンタルGTC!
03年上陸の新世代ベントレーの2代目モデルで、特に華やかな最新オープンモデル。先日追加されたばかりで金額にして2640万円也~!と、家が買えちゃうほどの超高価格車なのですが、なにが問題って「知らなくてもよいこと」に気づいてしまうこと。
“お金で買えるシアワセ”ってあるんですねぇ…“圧倒的品質”ってあるんですねぇ…こういうのに“毎日乗れる人”って…いるんですねぇ、と。
既に何台かは受注も入ってるようで、このデフレニッポン!年間1000台もベントレーが売れる中国に比べると大したことないけど、それでもクーペ含め、数十台は確実に売れる。少ないっちゃ少ないけどいるとこにはいるのよ。このシアワセを味わえるお方が。
まず凄いのは圧倒的な質感&様式美。例えば、中身まで詰まっている鉄の文鎮と、中は空洞のパイプだけの文鎮って違いがなんとなく伝わってくるじゃないですか。同様の違いがこのコンチネンタルGTCにはある。
インテリアひとつ取ってもウッドやメタルの質感やタッチ、本革の質感も国産系の本革とはひと味違い、キメが細かくて触ると指にしっとりとした感触が残る。メタル製の丸型のエアコン吹き出し口もちゃんと冷たい感触がするし、開閉ツマミも動きはダンパーで制御され、イチイチうるさいくらいの高級感。
それからデザイン。シート形状、表皮の縫い目には、どことなく威圧感があり、どこかで見たと思ったら日産GT-Rが「エゴイスト」というモデルでパクったもの。
細かい事言うと空気吹き出し口の形状は俺が持っている72年式ロールスロイスとほぼ同じで、ほぼ変わってない。まさに時に磨かれたデザインであり、最新マテリアルで作り直したお城のようなクルマなのだ。この“in The博物館”キブンは、他にはロールスぐらいじゃないと味わえない。
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