”Must-Buy!”なプレミアムコンパクトSUV ~アウディ 新型 Q3「2.0TFSI quattro 180PS」試乗レポート/今井優杏~(1/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:小林岳夫
今、アナタがクルマに求めるあれやこれや・・・みーんなまとめて「Audi Q3」におまかせあれ!
流行です。流行なんです。もう世界的にそれはどうしようもない流れであって、その目に見える結果として、どこのメーカーも矢継ぎ早にこのタイプ、すなわちコンパクトSUVを出してきているっていう事実からも、図り知ることが出来るのではないだろうか。
大きすぎるクルマは駐車場を選ぶし、都心部では取り回しに持て余してしまう。だいいちこんだけエコエコ言ってるご時世において、なんかでっかいクルマってイマっぽくない気がする!みたいな消費者心理に後押しされて、ちっちゃいんだけどマルチに使えて見た目も若々しいこのパッケージは、「あなたがクルマに求めることはなんですか?」な設問の五角形のチャートを、高い平均点でマーク出来るというのが人気の秘密だ。
なかでもクルマにトレンドやファッション性を特に求める人にとって、アウディはまさにマストバイだろう。
Q3は近年のアウディ急成長を押し上げた立役者
ラインナップ中ちょうどコンパクトSUVにあたる「Audi Q3」は、同社コンパクトハッチバックの「A1」と一緒に、近年のアウディの急成長を8年に渡り連続させ、アウディ人気を後押しした大人気モデルだ。その累計販売台数6.641台、この流れをそのまま継続していくのが目下アウディの狙いである。
しかし激戦区だけに顧客の獲得は熾烈を極めている。女心と秋の空よりも移ろいやすい消費者心理をガチっと奪い去るため、オシャレ番長アウディがQ3に施したのは、パッと見やチョイ乗りで感じることのできる“わかりやすい魅力”を備えたマイナーチェンジだ。
[マイナーチェンジでどこが変わったのか・・・次ページへ続く]
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