【ahead femme×オートックワン】-ahead 10月号-「ahead STORY もっといい明日」(1/3)
- 筆者: 岡 小百合
- カメラマン:菅原康太
お気に入りのものを生活に取り込むことで、日常が色を変える。
「MiTo」もそんなひとつ───。
今朝までの雨がうそのように、清々しいお天気になりました。今夜は美味しいものを食べに、ふらりとでかけようか、なんて計画している方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?今日の特集は、秋のそぞろ歩きのBGMにもうってつけ。女性ボーカルの軽やかでジャジーなナンバーをお届けしてまいります。最初の曲は…。
アメリカのシンガーが歌いあげるジャズ・ナンバーが、スピーカーから流れ始めた。しっとりとした声が、クルマの中の空気を滑らかに洗っていく。秋のそぞろ歩きにもぴったりとは、なかなか的を射た表現だ。と、DJの言葉選びに関心しつつ、ハンドルを左へ切ったのは、10分ほど前のこと。自宅とはおおよそ逆の方向に、クルマの鼻先を向けたことになる。それどころか、さらにタイヤを進めている。それがどうしてだったのか、自分でもよくはわからない。
いつものように仕事を終え、東京湾の埋め立て地に位置する近未来的な社屋の駐車場から、クルマを出した。その後で首都高速湾岸線に乗り、西へ向かって走り始めたのだった。
ふと。思い立って。そうとしか言いようがなかった。だが、この選択が正しいものであるということだけは、アクセルを踏み込むたび、穏やかに浮き上がる気分が、すでに証明している気がした。
羽田空港に離発着する飛行機が、暮れなずむ空をドラマティックに舞っている。いつもの日常から、いつもとは違う非日常へと飛び立つために、飛行機ほどふさわしい乗り物はない。そう信じてきたのだが、このクルマには、それと近い香りがある。MiToをパートナーに選んでから、そんな風に感じるようになっている。
たとえば、カーブを曲がる時、ハンドルを切り込んでいく手に伝わる、絶妙な感触。あるいは、アクセルペダルを踏み込む足の力に呼応して、軽やかに吹け上がるエンジンの音。小さいボディサイズのおかげもあってのことか、まるで自分の体の延長線にあるもの――自分に属するもののように、思い描いた通りに走り、曲がり、止まるということ、そのもの。
そうした要素から、今この瞬間にも贈られ続けている、感情をダイレクトに湧き立たせるようなこの感覚。カタログを眺めていただけではわからない、そんなMiToの味を、美味しく食するたびに、非凡と呼びたい幸福感が、髪の毛の先まで沁み渡っていくことを実感する。
それは、すべてのひとに通じる真理であるのか。それとも、自分にだけ嗅ぎ取ることのできる秘密の真実なのか。少なくとも、専門的なスキルを身につけて毎日仕事をし、アフターファイブにヨガスタジオを目指し、まとまった休暇には女友達や母親とアジアへの旅行なども愉しんでいる、37歳、女の私にとって、ポジティブな感情やエネルギーの源であることは確かなのだった。
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