【スピン】目の前で車がいきなりがスピン!そんな時どうすれば良いの?
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:村西一海
【スピン】目の前で車がいきなりがスピン!そんな時どうすれば良いの?
雨の高速道路を走っていた時、何かを避けようとしたのか、前のクルマがいきなりスピンしたことがありました。
その時はビックリして何もできず、そのまま通り過ぎてしまったのですが、ああいう時はどうすればいいのでしょう。
その疑問、「MJブロンディ」がお答えいたします!
前のクルマがスピンしたが、なにもせずに通り過ぎた――。
この場合「何もしない」のは、実はいい対応策でした。スピンしたクルマは、それまでの速度や進路からはずれたわけです。そのすぐ後ろを走っていたあなたは、そのまま走っていれば避けられる可能性が高いのです。
あわててブレーキを踏んだりすると、かえってぶつかる確率が高まります。なぜならスピンは急ブレーキをかけているのと同じ。自分もブレーキをかければ、スピン車とペースを合わせることになるからです。
ただし、車間距離が大きかったり、2~3台後ろを走っていた場合は、そのまま走っていると、スピンしたクルマが自分のところに飛んでくる確率が高くなります。
「遠いから大丈夫」と油断していると、ガードレールにぶつかって跳ね返ってきたクルマと衝突、なんてことになりかねません。なので、少し後ろにいる場合は、即座にフルブレーキングしてスピードを落とし、次に起きる事態に身構えることをおすすめします。
MJブロンディの「ひとりごと」
クルマはスピンすると、どっちの方向に進むのでしょう。
スピンの角度が直角以内の時は、進行方向はややノーズの向いた方向に変わります。つまり右にノーズを向けてスピンしたなら、やや斜め右に進むわけです。しかしスピンの角度が直角を超えると、それ以上右へは進まず、それまでの進行方向へ惰性で滑って行きます。
つまり、後ろを走っている側としては、スピンしたクルマは一旦左右どちらかに進路を変えた後、真っすぐに滑っていく、と考えておけばいいでしょう。
もし自分のクルマがスピンした場合は、ヘタにカウンターステア(逆ハンドル)で立て直そうとすると、かえって進路が大きく変わってタコ踊り(クルマが左右に大きく蛇行すること)が始まり、ガードレールに激突、ということになりかねません。
自分がスピンしてしまったら、ハンドルで修正しようとせず全力でブレーキだけを踏むのが最も無難です。
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