【パンク】パンク修理キットを使ったタイヤって、どれくらい走れるの?
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:オートックワン編集部
【パンク】パンク修理キットを使ったタイヤって、どれくらい走れるの?
もしものときのために、パンク修理キットをクルマに積んで置こうかと思います。どんなものがあるのでしょうか。また、パンク修理キットを使ったタイヤって、どれくらい走れるものなのですか?
その謎、私がおもしろ可笑しくお答えいたします。
パンク修理キットには、タイヤの空気バルブから特殊な液体を注入して、タイヤの内部から穴が開いた箇所を塞いで空気がもれないようにする応急タイプ(1,500~3,000円程度)と、タイヤの外部から穴を塞ぐタイプ(数百円~2,000円程度)のふたつがある。
パンクに見舞われても、路肩で本格修理を始めるわけにはいかないから、クルマに常備するなら「応急タイプ」になる。でも、応急修理キットで行った修理はあくまで応急で、どれくらい走れるかは未知数。可能な限り早く最寄のスタンドなどに駆け込み、パンクの修理をしてもらわないといけない。
スタンド等で行うパンク修理は、外部から穴をふさぐ修理キットと同じ作業をやるわけだが、せっけん水などを霧吹きで吹き付けて穴の開いた部分を見つけ、穴に接着剤を塗った後にゴムを差し込み、はみ出した部分を切っておしまい。
差し込んだゴムは走行とともにタイヤのトレッド面と溶け合って一体化するので、そのままタイヤの寿命が尽きるまで使えると思って差し支えないですが、心配なら交換しましょう。
タイヤ側面の穴や、大きすぎる穴が開いた場合は、タイヤ交換するしかないです。ペッチャンコに近い状態で走ってしまったタイヤは、側面が傷んでいるので、もう応急以外には使えなくなっている。「なんかハンドルの感触がヘンだな」と思ったら、早めにクルマを止めてタイヤを確認してみてね。
ちなみに、タイヤにクギが刺さった時は、急には空気は抜けないから、クギを抜かずにそのままの状態でスタンドへ。抜くとかえって空気が抜けてしまいます。
清水草一の「ひとりごと」
スペアタイヤを積まずに、代わりに応急タイプのパンク修理剤が付属しているクルマもある。でも、応急パンク修理剤には賞味期限があって、いつのまにか期限切れになっちゃったりする。
しかも一旦これを使うと、タイヤが再利用できなくなる可能性があるんだよ。パンク修理剤は、ネバネバした液で穴を塞ぐ。でもこのネバネバ液、ちゃんとした修理をする前に洗い流さないといけなくて、これが大変。場合によってはタイヤ買い替えということになる。
だから、できれば応急パンク修理剤は使いたくない。そのために一番望ましいのは、「なるべく早くパンクに気付くこと」。
クギなどを踏んでタイヤがパンクし、空気圧が下がってくると、妙にハンドルを取られるように感じるはず。その段階で早めに気付いて修理してもらえばスムーズに行くのです。
クギ刺さりなどの穏やかなパンクなら、電動エアーポンプを積んでおいて、空気を補充しながらスタンドを目指すというテもアリですね。最終兵器はJAFなどの救援だね!
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。