【ジュネーブショー2014】ボルボ 次期「XC90」のコンセプトモデル、『コンセプト・エステート』公開
- 筆者:
- カメラマン:Volvo
次期「XC90」のコンセプトモデルが登場
ボルボは、「第84回ジュネーブモーターショー(プレスデー:3月4日、5日、一般公開日:3月6日~16日)」にて、新世代コンセプトカー3部作の第3弾「コンセプト・エステート」を公開する。
コンセプト・エステートは、先に発表された2台のコンセプトカーで高い評価を得ている新世代のエクステリアデザインコンセプトを採り入れた新しい3ドアスポーツワゴン。
フロントデザインの特長は、新形状のボンネットと新しいT型DRLヘッドライトの中央に位置するフローティンググリル。リアデザインは、1970年初頭に登場した「ボルボ1800ES」を彷彿とさせる他、2本スポークのステアリング、計器パネル、操作ダイヤルなども1800シリーズからインスピレーションを得ている。
インテリアデザインは、インパネにスウェーデンの自然鞣しの厚めのサドルレザーが使われ、自然素材のウッドによるインレイや、銅素材の装飾なども用いられ、スウェーデンらしい特別な空間を生み出している。
そしてインテリア最大の特徴は、操作機器が集約された新世代インフォテインメントシステム。ボタンなどのスイッチ類や、操作機器がセンターコンソールに配置された大型のタブレット端末のようなタッチスクリーンに置き換えられ、大幅に近代化。オーディオやエアコン、ナビゲーションなどの機能全てがここで操作可能となる。ドライバー正面にはデジタル方式のメーターが採用されている。
ボルボ・カー・グループのトーマス・インゲンラート デザイン担当上級副社長は「コントロールボタンや必要な情報を、直感的に操作可能で使いやすく整理することを基本としました。全てがあるべきところに配置されることで、ドライブがより楽しく、効率的で、そして安全になっています」とコメントしている。
2014年の後半には、この新世代インフォテインメントシステムを最初に搭載する市販車として、新型『XC90』の発売が予定されている。
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