ホンダ、新型CR-Vを発売

ホンダ 新型CR-V フロントイメージホンダ 新型CR-V リアイメージ

ホンダは、フルモデルチェンジした新型CR-Vを12月2日(金)より発売開始すると発表した。

4代目となる新型CR-Vは、デザイン、パッケージング、メカニズムを一新させ、現在の車の価値基準のひとつである環境性能や経済性に対応しながらも、初代の「いつでも、どこへでも、気軽に、気持ちよく」コンセプトをさらに進化させたクルマへと生まれ変わっている。

新型CR-Vのグレードは、可変吸気量制御の2リッター i-VTECエンジンを搭載しクラストップの燃費性能と力強い走りを両立した「20G(FF/CVT)」グレードと、2.4リッター DOHC i-VTECエンジンを搭載した「24G(4WD/5AT)」の2グレード構成。

新型CR-Vの価格は、「20G」が2,480,000円、「24G」は2,750,000円だ。

SUVの風格と、なめらかで高効率な空力ボディを印象づけるエクステリア

ホンダ 新型CR-V フロントビューホンダ 新型CR-V リアビュー

新型CR-Vのエクステリアデザインは、「BOLD&ADVANCE(大胆かつ先進的)」がコンセプト。

厚みのあるフロントノーズや、ボディ下端とホイールアーチの全周をガーニッシュで覆った、がっしりとしたロア部など、SUVとしての力強さと車格感が表現されている。

その一方で、視界や見晴らしのよいグラッシーなキャビンを感じるアッパー部は、空間の広さや機能性を印象づけるとともに、ボディ全体を空力に効率的でなめらかなシルエットで包むことにより、スマートで先進的なイメージを持たせている。

「瞬間認知・直感操作」を突き詰めた先にある、先進と上質に満ちた運転環境

ホンダ 新型CR-V インパネ

左右方向に大きく広がるインストルメントパネル。新型CR-Vは、そのワイドな風格とともに、乗用車としての快適な運転環境を目指し、機能性や操作性を徹底的に追求した。

「瞬間認知・直感操作」という考えのもと、構成要素をシンプルにしながらドライバー正面には走行系の機能を、インパネセンターには視認性を考慮した情報系の機能を配置。明確にゾーニングすることで、運転に集中しながら走行状況を把握しやすくスムーズな操作を可能にしている。

さらに、最新の情報機能「センターディスプレイ」を採用するなど、より先進で上質な運転環境を創出している。

ゆとりの広さに大きなシートを配し、さらに心地よさを追求した快適空間へのこだわり

ホンダ 新型CR-V シート

高効率なパッケージングによっていっそう広く確保された空間に、ひとクラス上のゆとりを感じさせる大きなシートを配置。

しかも、座り心地や乗降時の足への接触性など基本機能を追求するとともに、テストコースでの走り込みによって前席・後席とも身体の部位ごとにウレタンの硬さをチューニング。ホールド性やフィット感が高められている。

ミニバンの広さとセダンの操縦性を融合した高効率パッケージング

ホンダ 新型CR-V インパネ

空間のゆとりを活かしながらボディサイズを縮小し、運転のしやすさや使いやすさをさらに向上させている。新型CR-Vは、従来モデルに対して室内長を225mm延長、室内幅を75mm、荷室容量を65L拡大しながら、ボディ全長を30mm縮小させている。

また、前後とも従来同等のヘッドクリアランスを確保しながらボディ全高を30mm低下。新型CR-Vは乗用車としての扱いやすさをも高めている。

力強く、低燃費。爽快でスマートなパワートレイン

2.0L「可変吸気量制御」i-VTECエンジン

2.0LエンジンにCVTを組み合わせ、クラストップの低燃費と力強い走りを両立。

低速域からの力強いトルク特性と低燃費を両立した「可変吸気量制御」i-VTECエンジンを採用するとともに、各部の低フリクション化を徹底し、クラストップの14.4km/L(JC08モード)15.4km/L(10・15モード)を実現している。

2.4L DOHC i-VTECエンジン

2.4Lエンジンと5速ATを進化させ、燃費性能と出力をともに向上。

圧縮比を高めるなど出力を15kW(20PS)向上するとともに、徹底したフリクション低減によって燃費性能も向上している。[11.6km/L(JC08モード)/12.2km/L(10・15モード)]

抵抗を徹底的に減らす。細部まで突き詰めた低燃費技術

新型CR-Vでは、全高を30mm下げることで前面投影面積を減少。フロントバンパーやリアコンビネーションランプの形状を工夫することで、CdA値を約8%低減している。

また、前後ハブベアリングのシール部構造見直しによる低フリクション化や、18kg(4WD車)の軽量化、EPS(電動パワステ)の採用によるエンジン負荷の低減などで、燃料消費を抑えている。

しなやかに、そして静かに。上質な乗り味を生むサスペンション&ボディ

ホンダ 新型CR-V リアルタイムAWDシャーシ構造

新型CR-Vではリアダンパーの容量をアップし、しなやかで上質な乗り味を実現している。

また、フロントダンパーもリアダンパーの特性に合わせてセッティングを見直し、街中でも不整地でも、しなやかで上質な乗り味を実現している。

サスペンション取り付け部や結合部を強化。ダンパーセッティングと合わせ、街中での機敏なハンドリングを実現するとともに、全速度域において乗り心地を向上している。また、吸・遮音材を効果的に追加配置し、静かな室内を実現している。

簡単に、たっぷりと、使いやすく。機能性に満ちたユーティリティ

ホンダ 新型CR-V ラゲッジ

荷室のサイドライニングに配置したレバーを引くだけで、リアシートのシートクッションが持ち上がると同時にヘッドレストとシートバックが可倒。また、低床でフラットな設計により、荷物の出し入れがしやすい低い床面地上高を実現。

高さのある荷物でもスムーズな積載を可能にしている。また、個性的なテールゲート形状が、荷室容量にも大きく寄与。従来モデルを超える589Lの大容量を実現している。

REAL TIME AWD

新型CR-Vの24Gには、電子制御で後輪の駆動力を緻密かつ素早くコントロールし、走破性と燃費性能を高めた新開発「REAL TIME AWD」を搭載。雪道などでの発進やコーナリング、登坂における安定性を高めている。

また、小型・軽量化に加え、ポンプを電動モーター式にするとともに、クルーズ走行時(FF状態)には後輪の駆動力を完全にカットしたことで低燃費にも貢献している。

さらに、強調して作動するVSAとMotion Adaptive EPSを全車に標準装備。24GはREAL TIME AWDも協調制御。さまざまな走行状況で高い安心感を実現している。

新型CR-Vの主な仕様

グレード:

20G(FF/CVT)/24G(4WD/5AT)

全長 x 全幅 x 全高:

4,535 x 1,820 x 1,685mm

ホイールベース:

2,620mm

最低地上高:

170mm

最小回転半径:

5.5m

車両重量:

1,460kg(20G)/1,540kg(24G)

エンジン:

2リッター SOHC 水冷直列4気筒(20G)/2.4リッター DOHC 水冷直列4気筒(24G)

最高出力:

110kW [150PS] 6,200rpm(20G)/140kW [190PS] 7,000rpm(24G)

最大トルク:

191N・m [19.5kgf・m] 4,300rpm(20G)/222N・m [22.6kgf・m] 4,400rpm(24G)

燃費:

14.4km/L [JC08]・15.4km/L [10・15](20G)/11.6km/L [JC08]・12.2km/L [10・15](24G)

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筆者
MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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