MINI、F1タイトル獲得50周年特別モデルをネット限定発売
BMWは、MINIブランドの中でエンジン出力、トルクが最大のパフォーマンスブランド、MINI John Cooper Worksの特別限定車MINI John Cooper Works World Champion Ship 50をMINIのオフィシャル・ウェブサイト(MINI.jp)で10台の台数限定で販売することを発表した。価格は500万円(税込)。
MINI John Cooper Works 50はMINIのモータースポーツの歴史と深い関わりを持つジョン・クーパーが1959年に初めてF1でコンストラクターズタイトルを獲得してから、50周年の節目である2009年に欧州で発表され、本日より数量限定で日本市場に導入されることとなった。
MINI John Cooper Works 50の特徴
MINI John Cooper Works World Championship 50は、MINIの中で最も走行性能の高いモデルであるMINI John Cooper Worksをベースにしている。ジョン・クーパーのF1マシンに採用されていたグリーンのボディー・カラーとホワイトのボンネット・ストライプを採用するなどデザインや装備にはモータースポーツの世界で輝かしい歴史を残したジョン・クーパーのレーシング・スピリットが数多く反映されている。また、今回の特別モデルはジョン・クーパーの息子、マイク・クーパーによって監修された。
MINIとジョン・クーパーの関係
MINIブランドと深い関わりを持つ「クーパー」の名前の由来でもあるジョン・クーパーとその父親であるチャールズ・クーパーがレーシングカーの生産を行う会社として1948年に英国に設立したクーパーカンパニーは、リアにエンジンを置くという画期的なレイアウトを採用し、1950年代にF1で大活躍。1959年には同社に初のF1のコンストラクターズ・タイトルをもたらした。1960年代には、クラシックMiniを素材にして、レーシング活動に関わり、チューニングされたMiniでモンテカルロラリーを3度も制するという偉業を成し遂げた。現在、BMWグループはジョン・クーパーの息子であるマイク・クーパーをMINI John Cooper Worksブランドのコンサルタントという立場で招聘し、特にアフター・パーツのチューニング・キットの開発に関与している。
MINIとレースの歴史を想起させる数々の装備
エクステリア
・「コンナット・グリーン」のボディー・カラー(特別色)
・ペッパーホワイトのボンネットストライプ (「John Cooper」サイン入り)
・ペッパーホワイトルーフ
・17インチアルミホイール「クロス・スポーク・チャレンジ」 (ジェットブラック仕上げ)
・John Cooper Works専用エアロダイナミックキット
・John Cooper Worksカーボンミラーカバー
・John Cooper Worksリアカーボンディフューザー
・John Cooper Worksカーボンバックドアハンドル
・John Cooper Worksカーボンエアインテーク
・シリアル・ナンバープレート付サイドスカットル
・内部をブラックアウトしたバイキセノンヘッドライト
・アディショナルヘッドライト
インテリア
・John Cooper Worksカーボンフェイシア(「John Cooper」サイン入り)
・John Cooper Worksカーボンフロントドアグリップ
・John Cooper Worksレザー/アルカンタラ ステアリングホイール
・赤ステッチ入りハンドブレーキブーツ
・赤ステッチ入りシフトレバーブーツ
・ルースターレッドのカラーライン
・赤ステッチ入りフロアマット
・赤いパイプライン入りブラックレザーシート
その他
・シリアルナンバー付マイク・クーパー氏署名の証書
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