横浜ゴム、スタッドレスタイヤ「アイスガード トリプルプラス」を発売
横浜ゴムは、乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガード トリプル」をリニューアルし、「アイスガード トリプルプラス※」として2010年9月から順次発売する。今回のリニューアルでは、従来の優れた氷上性能にエコ性能を追加している。発売サイズは135/80R12 68Q~245/40R20 95Qの104サイズ。価格はオープンプライス。※愛称「アイスガード トリプルプラス」 製品名「アイスガードiG30」
「アイスガード トリプルプラス」は、従来より注力していた「氷に効く」「永く効く」というテーマに、新たに「燃費に効く」を加えて開発した。近年、道路整備が進み、スタッドレスタイヤでドライ路面を走る機会が多くあることから、横浜ゴムはスタッドレスタイヤにおいてもころがり抵抗の低減による燃費性能への貢献を追及。タイヤの構造を見直すことで、「アイスガード トリプル」に比べころがり抵抗を約4%低減させている。
「氷に効く」では、高密度「トリプル吸水ゴム」など「アイスガード トリプル」の技術を引き継ぎ、ヨコハマ・スタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能を発揮している。また、「永く効く」では、従来より定評のあるブラックポリマーから「ブラックポリマーⅡ」を新たに採用。一般的なオイル配合のタイヤに比べ、スタッドレスタイヤの性能を発揮するために重要なゴムの柔らかさを永く維持することができる。さらに、より低温下でもゴムの柔らかさを保ち、タイヤを路面にしっかりと接地させる。
「アイスガード トリプル」は「新・温度対応」をベースコンセプトに開発したスタッドレスタイヤ。「アイスガード トリプルプラス」もそのコンセプトを踏襲しており、アイスバーンはもとよりシャーベットやドライ、ウェットなど、さまざまに変化する冬路面に応じて優れた走行性能を発揮する。
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