日産、米国における「日産リーフ」の投入計画を発表
日産の子会社である北米日産は27日、米国にて電気自動車「日産リーフ」を予約した17,000人以上のお客さまに、販売開始時期および今後の注文手続きに関する情報を提供すると発表した。
「日産リーフ」は、まず12月に、カリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州、アリゾナ州およびテネシー州で発売される。これらの地域では、電気自動車およびインフラを今までにない規模で展開するEVプロジェクトを実施している。本EVプロジェクトは、充電インフラの供給を行うエコタリティ社とのパートナーシップの下、一部、米国エネルギー省からの融資を受けている。上記5州のお客さまは、米国における「日産リーフ」の全予約件数の55%以上を占めており、8月より正式注文を行うことが可能になる。
「日産リーフ」は、2011年1月にテキサス州およびハワイ州で、同年4月にはノースカロライナ州、フロリダ州、ジョージア州、ワシントンD.C.、バージニア州、メリーランド州、サウスカロライナ州およびアラバマ州で発売予定である。米国全土での販売開始は2011年秋を予定しており、同年末までには全米で「日産リーフ」を購入することができるようになる。
「日産リーフ」をウェブ上で予約した全てのお客さまは、車両発売前から正式注文を行うことができる。これは、お客さまがディーラーを選択し、家庭用充電設備の設置に関して検討する時間を考慮に入れたものである。北米日産は、本年4月よりウェブ上で「日産リーフ」の予約を開始した。予約されたお客さまには、優先的に注文できる権利が付与される。北米日産は、予約を受けることにより、お客さまの地域ごとの分布割合や住居形態・駐車スペース、購入希望時期などの情報を予め入手し、「日産リーフ」発売に向けて着々と準備を進めている。
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