トヨタ、インドでのユニット生産拡大
トヨタは、インドのユニット生産会社であるトヨタ・キルロスカ・オート・パーツ(Toyota Kirloskar Auto Parts 以下、TKAP)において、2010年末に生産を開始するインド向けに開発した新開発小型車「Etios」のエンジンとトランスミッションを生産すると発表した。
2012年秋よりエンジンを年間約10万基、2013年年初よりトランスミッションを年間約24万基生産する。投資額は、約90億円を見込んでおり、新規雇用は約500名程度を予定している。
TKAPでは、現在、インド、タイ、アルゼンチンで生産しているIMV*のフォーチュナーなどのマニュアル・トランスミッションやインドで生産しているイノーバのアクスル・プロペラシャフトを生産している。今回、新たに「Etios」のエンジンとトランスミッションを生産することにより、車両だけでなく、基幹部品についてもインドを重要な生産拠点と位置づけていく。
* IMVプロジェクトは、世界140の国・地域に導入することを前提に世界規模での最適な生産・供給体制を構築するプロジェクトであり現在、インド、タイ、アルゼンチンを始め11の国・地域*で年間約58万台が生産されている。IMV車両は、ピックアップトラック(ハイラックス)3車種、ミニバン(イノーバ)、SUV(フォーチュナー)の全5車型。
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