ボルボが9年ぶりに人気SUVをフルモデルチェンジ!2代目となる新型XC60を世界初公開
ボルボ・カーズは、3月7日、ジュネーブモーターショー2017においてプレミアムSUV「新型 XC60」を発表した。
この新型車は、2008年に発売された初代XC60の後継車。初代XC60はその発売年から9年間連続してボルボ車でのベストセラーモデルとなり、累計で約100万台が販売されている。この人気モデルXC60は、ボルボの世界販売台数の約30%を占めるまでになっている。
ボルボ・カー・グループのCEO ホーカン・サムエルソン氏は「ボルボは最新の技術を導入しながらスタイリッシュでダイナミックなSUVをデザインするという伝統を持っています。新型XC60も例外ではありません。アクティブなライフスタイルに最適な車であり、かつボルボのトランスフォーメーション(構造改革)プランにおける次のステップを象徴するものです」と述べている。
◆新たな快適性とセーフティ・テクノロジー
今までのボルボのラインアップの中でも最も安全なモデルである新型XC60には3つの新しい技術が採り入れられている。
(1)ステアリングアシスト機能
画期的なオートブレーキシステムである「シティセーフティ」にステアリングアシスト機能が追加された。このシステムは50~100km/hの速度域で作動し、オートブレーキだけでは衝突を回避できない場合に、ステアリングの操作をアシストして前方の障害物を避けるサポートを行う機能。シティセーフティは、車両、歩行者やサイクリスト、大型動物との衝突を回避・軽減するシステムである。
(2)オンカミング・レーン・ミティゲーション(正面衝突回避支援機能)
オンカミング・レーン・ミティゲーションと呼ばれる新しいセーフティシステムは、車が走行車線から対向車線への意図しないはみ出しを検知すると、ドライバーに警告するとともに、ステアリングの自動アシストによって車を対向車線から元の車線に戻してくれる。60-140km/の速度域においてシステムが作動する。
(3)BLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)に、ステアリングアシストを追加
ボルボのBLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)も進化し、ステアリング・アシストの機能を利用して車線変更時における衝突のリスクを減らします。ドライバーの死角に他の車両が存在することを警告し、ステアリングの自動操作によって車を元の車線に戻し、死角に入っている車両との衝突を回避する。
ボルボ・カー・グループの製品・品質担当上級副社長のヘンリック・グリーン氏は「私たちは、五感を楽しませる車を作ることに重点を置きました。美しく静かで落ち着いた車内から見渡す前方の視界の良さや、安全でありながら刺激的、そして安心感のある乗り心地まで、様々な角度から検証しました。私たちは、お客様の日々の生活における煩わしさを和らげるような快適さとサービスを提供することに特にこだわりました」とコメントしている。
新型XC60では、ボルボの先進的な運転支援機能「パイロットアシスト(車線維持支援機能)」を装備することができる。このシステムは、道路の車線を認識し、時速130キロまでの速度域においてステアリング操作、加減速をサポートする。
◆端正なフィーリング
ボルボ・カー・グループのデザイン担当上級副社長であるトーマス・インゲンラート氏は「XC60は、自らを誇示する為ではなく、運転するためにデザインされたSUVです。エクステリアはスポーティな造形で繊細かつ普遍的なクオリティを感じさせます。インテリアはしっかりとまとめられ、美しい素材と最新のテクノロジーが組み合わされています。全てが完璧に溶け込んで一体化しています。XC60は、お客様に特別な雰囲気を感じさせる真のスカンジナビアン・エクスペリエンスを提供しています」と述べている。
新型XC60のエンジンは、ディーゼルエンジンのD4、D5、ガソリンエンジンのT5、T6、またT8ツインエンジン・プラグインハイブリッドの計5種を設定。新型XC60は、スウェーデンのトースランダ工場で4月中旬から生産に入る予定。
※発表されている性能および燃料消費量のデータは本国仕様を基にしており、かつ暫定値である。日本での発売時期は現在未定であり、後日発表となる。
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