シボレー、「コルベット」2つのコンセプトカーをSEMAショーで発表
アメリカン・ロックスターと伝説のNASCARレーサーのコンセプトカーを発表
シボレーは、米国・ラスベガスで開催中の世界最大級の自動車アフターマーケットパーツショー「SEMA」において、シボレーのハイパフォーマンススポーツカー「コルベット」の2つのコンセプトカーを発表した。
今回発表されたコンセプトカーは、世界的なロックバンド「KISS」のフロントマンであるポール・スタンレーとコラボレーションした6.2リッターのLT1エンジンを搭載した「コルベット」と、NASCARチャンピオン5連覇のレーサーであるジミー・ジョンソンが第3世代(1971年)「コルベット」に6.2リッターの現行LT1エンジンを搭載したコンセプトカー2台である。
コルベットのプロダクト・マネージャーのハーラン・チャールズは、「シボレー コルベットは、オーナーによって、サーキット走行、グランドツーリング、日々のドライブなど、それぞれ別々の用途があります。そのオーナーのインスピレーションをパーソナライズし、今回のSEMAに2つのコンセプトカーとして出展しました」と述べている。
ポール・スタンレーとコラボレーションした「コルベット」コンセプト
KISSのフロントマンのポール・スタンレーは、6.2リッターのLT1エンジンを搭載した「コルベット」をパーソナライズするため、シボレーのデザイナーとコラボレーション。スタンレーのクリェイティビリティがアメリカンハイパフォーマンススポーツカー「コルベット」に活かされた。
まずスタンレーは、ルーフとフロントグリルをミッドナイトグラーゼシルバーに塗装し、リアハッチ、スポイラー、ミラーなどエクステリアカラーに、ユニークなキャンディレッドを選択。次に、ジェットブラックキャビンは、追加で同色パッチの本革シートなどユニークなインテリアを選択し、全体にダークレッドのステッチをアクセントとした。
スタンレーの「コルベットZ51」は、ドライサンプ給油システム、eLSD(電子制御限リミテッドスリップデフ)、ラージフロントブレーキとディファレンシャルとトランスミッションのための冷却パッケージが含まれている。
フロントは19インチ、リアは20インチのカーボンフラッシュメタリックの鍛造アルミホイールを履き、フロントタイヤはミシュランP2435/ZR195、リアにはP285/30ZR20を使用している。
ジミー・ジョンソンとコラボレーションした第3世代(1971年)「コルベット」コンセプト
NASCARチャンピオン5連覇のレーサーであるジミー・ジョンソンは、インテリア/エクステリアのリニューアルで、ヴィンテージタイプの第3世代(1971年)の「コルベット」に最新の6.2リッターV8 第5世代LT1エンジンを搭載することでパーソナライズした。
ジョンソンは、「このコルベットは見た目だけではなく、パワートレインは速く音が聞こえる最新のLT1エンジンだが、1971年のクラッシックです」と語っている。
LT1エンジンは460hpで、連続可変バルブタイミングとダイレクトインジェクションを含むクラシックタイプのクルマにモダンな技術をもたらす。シボレーのチームによるいくつかのカスタム製作は、クラシックな第3世代のコルベットに現行のLT1エンジンを搭載するために変更が加えられた。
また、レトロフィットのインストールにおいて、シボレーのパフォーマンスによって提供されるのは、新しいスーパーマグナム6速マニュアルトランスミッションと調和であった。ジョンソンのコルベットは、より正確なハンドリングのためにオリジナルのフロントとリアのサスペンションに交換し、調整可能なコイルオーバーでアップデートされたシャーシーとなっている。
第6世代のコルベットZ06からサーキットで実証されたブレーキは、特別なストッピングパワーを与えている。最新のパワートレインとともに、クラシックなコルベットは、モデルチェンジしたフロントフェンダーベントと1971年のオリジナルの15インチ・ラリーホイールのデザインをまねた18インチホイールとともに、現在のコルベットからインスピレーションされたカスタムフードベントを備えている。
ジョンソンは、アフターミッドナイトダークシルバーがアクセントのトリムやサテンダークアンドロイドグラフィックのアクセントトリムで、ユニークなシルバーブルーの外装色を選択した。
内装は、スエードインサートを黒革でトリミングされたオリジナルスタイルのバケットシートを選択。また、スエードに包まれた3本スポークのステアリングホイールと炭素繊維のアクセントを選択した。
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