三菱、ラオス政府へ「i-MiEV」を寄贈
三菱自動車は、ラオス人民民主共和国(以下、ラオス)における現地販売会社KLM Import-Export Sole Co., LTD.(以下、KLM社)が、ラオス政府に電気自動車『i-MiEV』2台を寄贈したと発表した。9月16日、首都ビエンチャン市で同国政府関係者等が出席し、納車式が開催された。
ラオスは、メコン川をはじめとした大規模な河川が多く、豊富な水資源を背景とした水力発電の開発を積極的に進めており、自然エネルギーとの相性が良い電気自動車が普及する事で、更なるCO2削減につながるものと期待されている。
三菱自動車はこれまで、ラオスに『i-MiEV』を3台導入し、市場への適合性を検証してきた。そして今回この内の2台をラオス政府へ寄贈し、今後、同国政府における電気自動車の普及に向けた取り組みに協力していく。
ラオスは、成長著しいアジア・アセアン地域において、今後経済発展が進み、自動車市場としても大きな成長が見込まれている。2013年12月には、KLM社と流通販売・サービス契約を締結し、同国における販売・サービス体制の再構築・強化に取り組んでいる。これまでのSUVやピックアップトラック、乗用車に加え、今後電気自動車を始めとした更なるラインナップ追加も視野に、同国の市場において三菱自動車ブランドの確立と更なる販売拡大を目指していくとしている。
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