スーパーGT、第4戦終了時ポイントランキング -シリーズチャンピオンに最も近いチームは!?-

スーパーGT2014
2014スーパーGT平手晃平 立川祐路/2014 スーパーGT 第4戦SUGO

スーパーGT 2014シリーズが第4戦SUGOを終え折り返し地点を迎えた。

GT500クラスは今シーズンより、ドイツツーリングカー選手権(DTM)と車両規定が統一され、大幅なレギュレーションの変更が行われた。注目の新型マシンは、レクサスは「RC-F」、ホンダは「NSX CONCEPT-GT」、日産は「 GT-R 」。ホンダNSXだけが3メーカー中唯一、ミッドシップを採用し、それに加えハイブリッドシステムも搭載している。

テストからこれまで、日産優勢と思われたが現在のシリーズポイントランキングを見るとレクサスが勢いを見せている。次戦は8月9,10日に開催される。舞台となるのは「富士スピードウェイ」、レクサス勢有利とされているサーキットだ。レクサスの勢いは増すばかりだ。それを止めにかかる日産勢、ホンダ勢に期待したい。

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2014スーパーGT伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ/2014 スーパーGT 第4戦SUGO山本尚貴/2014 スーパーGT 第4戦SUGO日産独占表彰台/スーパーGT2014 第3戦オートポリス表彰台/2014 スーパーGT 第4戦SUGO

レクサス

#37 KeePer TOM’S RC F/スーパーGT2014

注目は開幕戦優勝を果たした「#37 KeePer TOM'S RC F」(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ)と前年度王者の#1 ZENT CERUMO RC F (立川 祐路/平手 晃平)か。

立川は今回の優勝でスーパーGTシリーズの優勝回数が16勝目となり、単独トップとなった。最多ポールポジション記録を保有し、富士マイスターと呼ばれる立川の伝説はまだ刻まれていくだろう。

また、現在シリーズランキング4位の#6 ENEOS SUSTINA RC F (大嶋 和也/国本 雄資)も開幕から2戦連続表彰台を獲得しており、後半もチャンピオン争いに食い込んでくること必須だ。

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#1 ZENT CERUMO RC F/2014 スーパーGT 第4戦SUGO2014スーパーGT#36 PETRONAS TOM'S RC F/2014 スーパーGT 第4戦SUGO2014スーパーGT2014スーパーGT

日産

#23 MOTUL AUTECH GT-R (松田 次生/ロニー・クインタレッリ)/スーパーGT2014

日産はやはりここを無くして語れない。#23 MOTUL AUTECH GT-R (松田 次生/ロニー・クインタレッリ)だ。第3戦オートポリスで見事優勝を果たしたニスモ。SUGO戦ではギアトラブルにより14位フィニッシュとなったが予選3位というマシンのポテンシャルの高さが伺えた。巻き返しに期待したい。

そして現在シリーズランキング2位の#12 カルソニックIMPUL GT-R (安田 裕信/J.P.デ・オリベイラ)は3戦連続表彰台を獲得し、第2戦では優勝を果たした。今年から加入した安田と、カルソニック4年目のJP・オリベイラのコンビは2010年にKONDOレーシングで優勝した実績もあり相性ばっちりと言ったところか!?期待がかかる。

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日産独占表彰台/スーパーGT2014 第3戦オートポリス#12 カルソニックIMPUL GT-R (安田 裕信/J.P.デ・オリベイラ)/スーパーGT2014#23 MOTUL AUTECH GT-R (松田 次生/ロニー・クインタレッリ)/スーパーGT2014#46 S Road MOLA GT-R  (本山 哲/柳田 真孝)/スーパーGT2014#24 D’station ADVAN GT-R (ミハエル・クルム/佐々木 大樹)/スーパーGT2014

ホンダ

#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT/2014 スーパーGT 第4戦SUGO

3メーカー中ホンダNSXだけが唯一、ミッドシップを採用し、それに加えハイブリッドシステムも搭載している。第4戦終了時で表彰台に上ったのは、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT (塚越 広大/金石 年弘)のただ1度だけ。シリーズ折り返し地点、残り4戦しかないと感じるか、残り4戦もあると感じるかはチーム・ドライバー次第だ。

表彰台を獲得、また、テストでトップタイムをマークしたKEIHINはもちろん、夏場に強いミシュランタイヤをはく#18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT (山本 尚貴/F.マコヴィッキィ/ジャン・カール・ベルネ)の反撃は見られるのか?注目したい。

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#18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT/2014 スーパーGT 第4戦SUGO#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT/2014 スーパーGT 第4戦SUGO#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT/2014 スーパーGT 第4戦SUGO#32 Epson NSX CONCEPT-GT/2014 スーパーGT 第4戦SUGO#8 ARTA NSX CONCEPT-GT/2014 スーパーGT 第4戦SUGO

GT300クラス

GT300クラス/スーパーGT2014
谷口 信輝 片岡 龍也/スーパーGT2014

GT300クラスはチャンピオンコンビの谷口 信輝と片岡 龍也がタッグを組み乗り込む#4 グッドスマイル 初音ミク Z4が現在ポイントリーダー。後を追うのは3戦連続表彰台の#11 GAINER DIXCEL SLS (平中 克幸/ビヨン・ビルドハイム)。

また、BMWグループジャパンの包括的サポートを受けて今シーズンよりスーパーGTに参戦している、#7 Studie BMW Z4 (ヨルグ・ミューラー/荒 聖治)は開幕戦2位に留まっているが、後半戦の活躍が期待される。

GT500クラス チームランキング

(1)#37 KeePer TOM’S RC F (伊藤 大輔/A.カルダレッリ)

(2)#12 カルソニックIMPUL GT-R (安田 裕信/J.P.デ・オリベイラ)

(3)#1 ZENT CERUMO RC F (立川 祐路/平手 晃平)

(4)#6 ENEOS SUSTINA RC F (大嶋 和也/国本 雄資)

(5)#23 MOTUL AUTECH GT-R (松田 次生/ロニー・クインタレッリ)

(6)#39 DENSO KOBELCO SARD RC F (石浦 宏明/オリバー・ジャービス)

(7)#46 S Road MOLA GT-R (本山 哲/柳田 真孝)

(8)#36 PETRONAS TOM’S RC F (中嶋 一貴/ジェームス・ロシター)

(9)#18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT (山本 尚貴/F.マコヴィッキィ/ジャン・カール・ベルネ)

(10)#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT (塚越 広大/金石 年弘)

(11)#24 D’station ADVAN GT-R (ミハエル・クルム/佐々木 大樹)

(12)#19 WedsSport ADVAN RC F (脇阪 寿一/関口 雄飛)

(13)#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT (小暮 卓史/武藤 英紀)

(14)#8 ARTA NSX CONCEPT-GT (V.リウッツィ/松浦 孝亮)

(15)#32 Epson NSX CONCEPT-GT (中嶋 大祐/ベルトラン・バゲット)

GT300クラス チームランキング

(1)#4 グッドスマイル 初音ミク Z4 (谷口 信輝/片岡 龍也)

(2)#11 GAINER DIXCEL SLS (平中 克幸/ビヨン・ビルドハイム)

(3)#65 LEON SLS (黒澤 治樹/黒澤 翼/峰尾 恭輔)

(4)#7 Studie BMW Z4 (ヨルグ・ミューラー/荒 聖治)

(5)#3 B-MAX NDDP GT-R (星野 一樹/ルーカス・オルドネス)

(6)#55 ARTA CR-Z GT (高木 真一/小林 崇志)

(7)#88 マネパ ランボルギーニ GT3 (織戸 学/青木 孝行)

(8)#0 MUGEN CR-Z GT (中山 友貴/野尻 智紀)

(9)#61 SUBARU BRZ R&D SPORT (佐々木 孝太/井口 卓人)

(10)# 86 クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 (細川 慎弥/山西 康司)

(11)#67 STP タイサン GAIA POWER GT-R (横溝 直輝/密山 祥吾)

(12)#21 Audi R8 LMS ultra (リチャード・ライアン/藤井 誠暢)

(13)#50 WAKO’S Exe Aston Martin (加納 政樹/安岡 秀徒)

(14)#60 TWS LM corsa BMW Z4 (飯田 章/吉本 大樹)

(15)#30 IWASAKI apr GT-R (岩崎 祐貴/影山 正美)

(16)#2 シンティアム・アップル・MP4-12C (高橋 一穂/加藤 寛規)

(17)#31 OGT Panasonic PRIUS (新田 守男/嵯峨 宏紀)

(18)#10 GAINER Rn-SPORTS SLS (植田 正幸/山内 英輝)

(19)#22 グリーンテック SLS AMG GT3 (和田 久/田中 哲也/城内 政樹)

(20)#9 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR (白坂 卓也/アンドレ・クート)

(21)#33 PUMA KRH PORSCHE (都筑 晶裕/ティム・ベルグマイスター/ヨルグ・ベルグマイスター)

(22)#360 OKINAWA IMP・RUN UP GT-R (田中 篤/吉田 広樹/藤田 竜樹)

(23)#5 マッハ車検 with トランスフォーマー30th (玉中 哲二/山下 潤一郎)

(24)#48 Snap-on DIJON Racing GT-R (高森 博士/田中 勝輝)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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