日産、100%電気商用車「e-NV200」の投入に向けた実証運行を コカ・コーラ セントラル ジャパンと開始

日産は、2012年11月中旬からコカ・コーラ セントラル ジャパン株式会社に多目的商用バン「NV200」ベースの電気商用車「e-NV200」のテストカー1台を貸与し、実証運行を開始する。

実証運行では、コカ・コーラ セントラル ジャパンが横浜地域での営業用車両として、このテストカーを活用し、エンジン車両と比較しての環境性能、実用性、経済性等を確認する。特に電力ピーク時における消費電力量削減に向け、夜間電力での充電のみで、車両の運用・商業利用が可能かを検証する。

「e-NV200」は、100%電気自動車「日産リーフ」に続く2車種目の量産EVとして、2014年度までの市場投入が計画されている。昨年より既に、複数の大手企業と実証運行を実施してきており、日本においては、イオンリテール株式会社及びフェデラル エクスプレスと、また欧州では、ブリティッシュガスなどとテストを実施。実証運行で得た成果やフィードバックは、同モデルの開発に反映されている。