光岡 雷駆-T3 新車発表会速報
- 筆者:
「軽自動車未満」の3輪EV、雷駆-T3!
光岡自動車はユアサM&Bと共同開発した新型電気自動車、「雷駆(ライク)-T3」を発表した。
光岡では昨年、三菱アイミーブをベースとした同社初の電気自動車「雷駆」を発表したが、今回発表の「雷駆-T3」は、軽自動車と原付四輪車の中間的な位置付けとなる3輪EVだ。
現状、日本では原動機付四輪車のすぐ上は軽自動車というカテゴリになってしまう。
そのため、軽自動車未満でもっと簡単に、手軽に乗れる乗り物がないかと思案したところ、「側車付軽二輪車(トライク)」というカテゴリでEVを作るということにたどり着いたという。
雷駆(ライク)-T3の特徴としては、EVのために燃料を入れる必要がないことは当たり前ながら、扱いが「トライク軽車両」と同様のために車検や車庫証明も不要ながら、120kgという最大積載量と大きな荷台をもっていることで配送や配達用としても手軽に使えることなどが挙げられる。
最高速度は60km/h、1充電あたりで約60km走行することが可能だ。
充電については、通常の家庭の100~200Vコンセントで充電することができ、充電時間は約6時間。ちなみに、免許については普通自動車免許で運転が可能で、ヘルメットの着用義務はない。
また、光岡では当面は商用向けとして販売していくという。
光岡自動車の光岡会長は、
「バッテリーの市場価格から難しいかも知れないが、雷駆-T3は100万円を切ることを目標としている。雷駆-T3は、これからの未来へ向けた小型EVという位置付けとして、その先駆けとなるようにしていきたい」
と語った。
また、ユアサM&Bの松田社長は、
「東京では、天気の良い日でも綺麗な青空が見えない。排ガスにより空気を汚してしまうガソリン車が普及している状況はいけないと思った。また、雷駆-T3のバッテリーには、家庭で使用する一日分以上の電気が蓄えられている。イザというときに雷駆-T3の電気が使える、そんな利用方法も考慮していければと思う」
と語った。
発売時期については、来年3月までには発売に漕ぎ着けたいとしている。
なお、雷駆-T3をより使い勝手の良い車両とするため、明日からモニターの募集が開始される。モニター用の車両は、光岡自動車が4台にユアサM&Bが2台の計6台。発売までにユーザーの意見を取り入れていきたいとしているが、残念ながら個人ユーザーへの貸し出しは行われず、モニター応募は法人が条件となっている。
雷駆-T3、まずは法人への販売を考えているとのことだが、いづれは個人が低価格に購入・利用できるような車両が望まれるのは間違いない。
そんな夢のEVが、早く発表されることを期待したい。
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