光岡 ガリュークラシック 発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
高級ではない。独尊である。
光岡自動車は3月2日、新型ガリュー・クラシックを発表した。
ガリューは、1996年に誕生した光岡のロングセラーモデル。今回のガリュー・クラシックは、事実上ガリューの5代目に当たり、トヨタのカローラ・アクシオをベースとしている。
ガリューの全長4,570×全幅1,695×全高1,460mm(2WD)1,470mm(4WD)というボディサイズは、前面に押し出たフロントノーズの影響で、カローラアクシオよりも16cm長い全長を持つが、見た目の大きさは全く気にならない。
グレードは8グレードが用意され、エンジンは1.5リッターと1.8リッターが設定されている。トランスミッションはCVTがメインで、1.5リッターのみ5速MTが設定されるという内容だ。
デザインは歴代同様、クラシカルな雰囲気を取り入れたガリューテイストが健在。特に名車マイバッハを思わせる格子状の大型ラジエターフロントグリルは一番の特徴だ。
ガリューは歴代モデルを含め、これまでに累計2,500台を出荷。現在でも月15~18台のペースで販売しているという。ガリューオーナーの中には、14年前の初代ガリューを未だに好んで使用している人が多いという。大切なカバンや腕時計を修理に出すのと同じく、メンテナンスの度にガリューを富山の光岡本社までわざわざ持って行くという拘りを持つ人もいるそうだ。
ガリューをデザインした光岡の青木氏は、発表会の最後に
「氾濫するエコ製品に切り替えるのも良いが、ガリューのオーナーのように1つのモノを乗り続けるというのも大切なエコロジーである」
とし、永く愛用されるような手作り感、真心感を込めたクルマ造りをこれからも行っていきたいと話した。
価格は、2,345,000円(15ST)~3,130,000円(18LX 4WD)とし、初回限定特典として、3月末日までにご注文いただいた方に「限定グリルバッジ」を進呈するとのことだ。
光岡のクルマ作りにはいつも胸躍らすものがある。
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