MINI 新型 ミニクロスオーバー・ミニペースマン「ディーゼル」試乗レポート/藤島知子(1/4)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:阿部昌也
人気のMINIに待ちに待ったディーゼルモデルが登場
『燃費は良く、でも走りは楽しく。』
コダワリをもってクルマを選びたいと願う人にとって、今やパワートレーンもクルマの個性を語る上では欠かせない要素となってきた。知的なイメージと低燃費でハイブリッドカーはすっかり市民権を獲得したが、その一方で、「モーターなんかに頼らずに、効率を高めたエンジンならではの魅力を味わい尽くしたい」という人も多い。
そこで、最近注目度が赤丸急上昇なのがクリーン・ディーゼル・エンジンの存在だ。低回転域から豊かなトルクを発揮する力持ちなエンジンで実燃費の向上が見込めることに加えて、輸入車で主流のハイオクガソリンと比較したら、軽油の燃料代は1リッターあたり20円近くもお得なのだ(2014年10月現在)。
日本では大気汚染のイメージを引きずり、絶滅しかけたディーゼル乗用車だったが、CO2の排出に対してペナルティが課せられる欧州ではシェアの大半を占め、その性能と実力を磨きあげてきた。そして、2014年現在、世界一厳しい排ガス基準が課せられる日本では、BMWやメルセデスのSUVのプレミアムカー、国産勢はマツダが「CX-5」から新型「デミオ」まで幅広くラインナップするも、市場全体から見ればまだまだ少数派。
そんな最中、日本市場で輸入車のプレミアム・コンパクト・クラスとして、ディーゼル・エンジン搭載で先陣を切ったのが「MINI CROSSOVER(ミニ クロスオーバー)」と「MINI PACEMAN(ミニ ペースマン)」の2車種だ。両者は初のマイナーチェンジに併せてディーゼルモデルが追加されたが、MINI持ち前のゴーカートフィールや個性的なキャラにどのような影響をもたらすのか、気になる人も多いことだろう。
[マイナーチェンジの変更点とは・・・次ページへ続く]
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