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エクステリア
新型デミオのデザインの狙いは、凝縮されたダイナミズムの表現。コンパクトなサイズで、「動き」と「抑制」のバランスを考え、ダイナミズムを凝縮するという造形手法を追求。強い「動き」を表現したラインや面処理などのデザイン表現と、室内空間/性能/機能との関係を緻密に考察したうえで、無駄を省き、引き締まったアスレティックな骨格づくりを行うデザインアプローチにより、コンパクトなボディに凝縮されたダイナミズムを表現した。
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リアスタイリング
新型デミオのエクステリアデザインテーマは「動きの連携」。フォルム、ライン、光の3つの「動き」のコンビネーションにより、コンパクトカーとは思えないダイナミックさと多彩な表情を創造することで、止まっていても今にも動き出しそうな躍動感あふれる造形を実現。軽快で前進感の強いプロポーション、Aピラーの前後でギュっと絞り込まれた極めて立体的な造形、フロントフェンダーアーチからボディショルダーに繋がる特徴的なキャラクターラインがこのデザインのキーフィーチャーだ。
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フロントビュー
新型デミオの造形フォルムは、前進感があり、強い動きを感じるウェッジシェイプと、Aピラーの前後でギュっと絞り込まれたボディのきわめて立体的な造形が印象的。これは、マツダデザインDNAであるアスレティックな造形表現を、コンパクトなサイズ内で最大限にストレッチしたもの。必要な室内スペースを確保した上で、構造上削れる部分を最大限削り落とした結果生まれたのが、彫りの深い、コンパクトカーの常識を超えた立体感を持つ非常に軽快なフォルム。さらに、RX-8を髣髴とさせる大胆なフロントフェンダーや、タイヤの存在感を強調する豊かなリアフェンダーなどにより、躍動感とともに安定感を表現している。
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リアビュー
新型デミオの造形は、映りこむ光によって大きく表情を変える。それは、ボディ表面のボリュームと角度を、リニアにかつ繊細に変化させ、「光の質感」を変化させている。ボディショルダー面はフロントからリアへと微妙にツイストして、かつボリュームを変化させるという非常に繊細な質感の変化を創造。それに応じてリニアに変化していく光の表情により、独特な造形美を持ち、このクラスには類を見ない高く多彩な質感表現を可能にした。
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サイドビュー
ひと目でマツダとわかる個性的なキャラクターラインが、強い動きと軽快なリズムを生み出している。加えて新型デミオでは、複数のキャラクターラインが出会う部分に、動きを抜く「間(ま)」を設置。Aピラー下の造形を例にとると、ヘッドランプ外側のエッジから連なるフロントフェンダーの柔らかなラインと、その下方の鋭いドアショルダーラインが、「間」を介して自然にブレンドされている。この「間」によって動きに自然なリズムをつくることで、複数の面やキャラクターラインの「繋がりの美しさ」を生み出している。
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インテリア
新型デミオのインテリアのデザインテーマは「動きのある空間」。力強さと軽快感を両立し、平板な処理の多いこれまでのコンパクトカーとは一線を画す、しっかりとした厚みと動きの強い立体的なフォルムを持たせている。タイトながら視覚的な広がりを感じさせるインテリア空間で開放感を、コントラストの強いカラーコーディネーションでスポーティで個性的なテイストと楽しさを演出する一方、円形を基調とした個性の強いディテールデザインによって、フレッシュで愛着の持てる雰囲気を持たせている。
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フロントシート
フロントシートは、シートバックが広い面積で乗員の体をバランスよく受け止めるとともに、幅方向にゆとりのある座面が通常走行時のゆったりとした着座感を提供。座面ではさらに、着座時の座角を最適化し、太ももから膝にかけての体圧を均一にすることで、疲れにくい快適な着座感を実現している。また、シートサイド部の高さを十分にとり、かつウレタンの硬さを場所によって変えることで、コーナリング時には確かなサポート性を発揮する。
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リアシート
リアシートは、クッションの厚みを十分に確保して乗員の体重をしっかりと支えることで、快適な座り心地を実現。また、13Fを除く全車に6:4分割可倒式シートバックを採用している。
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ラゲッジ
ボディサイズのコンパクト化にもかかわらず、必要十分なリアゲート開口、定員乗車時で幅約1000mm×前後長674mm、容量約250L(VDA方式)の荷室スペースを確保。日々の用途に十分に応える積載性を実現している。後席のシートバックを倒せば、前後長は1313mmに拡大。6:4分割可倒式シートバックの片側だけ倒して長尺物を積むことも可能。またリアゲートには、ボタンを軽く押すだけで開錠できる電磁式リアゲートオープナーを装備する。
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メーター
各パーツに色味を統一したシルバーパーツをあしらい、質感の高さを演出。
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センターパネル
シルバーの丸型リングとシンプルなパネル造形が強い個性と高い質感を表現するセンターパネル。加えて、そのリング内に操作系すべての表示を見やすくレイアウトし、操作スイッチも用途ごとにまとめて配置するなど、自然かつ容易に操作ができるよう配慮されている。
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マガジンラック付グローブボックス
グローブボックスの前面にA4サイズの雑誌などを入れられるマガジンラックを装備。運転席からも手が届く位置にあり、しかもリッドを開け閉めする必要がないため便利。このマガジンラック部を手前に開くと、車検証のほかCD6枚を入れられる容量約7Lのグローブボックスが現われる。
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センターコンソールトレイ
センターコンソールトレイは、ハンドバッグなどを置ける便利なスペースとして使える。前方にカップホルダーを備えているほか、トレイに付属のフレキシブルチップ(仕切り板)をセットすれば小物を整理して収納が可能。また、センタートレイには電源ソケットを標準装備しており、メーカーオプションのAUXジャック(外部入力端子)にお手持ちのポータブルオーディオをつないで、お気に入りの音楽を楽しむこともできる。
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MZRエンジン
MZR1.3L/1.5Lエンジンもさらなる進化を遂げた。特に日常走行の様々なシーンで感じ取れるコンパクトカーならではの走りの楽しさを重視し、パーシャル領域でのパフォーマンスフィールを大幅に向上。その結果、交差点での発進や高速道路での追い抜き走行で体感できるリニアな加速、交差点右左折や市内・郊外道路での追い越し等に感じるライブリーな応答性、高速道路への進入時などでのスムーズな加速などを実現。また、エンジンの細部にわたる機械抵抗低減やトランスミッションギア比の最適化などにより、燃費性能がさらに向上した。
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CVT
マツダ初のCVTを、13C-V、15C、SPORTに採用し、エンジンとの協調制御でプーリー比を走行状況に応じて無段階にコントロールすることで、燃費の向上とリニアな加速フィールを両立。アクセル開度が小さい定常走行時や緩やかな加速時などには、プーリー比を高速化してエンジン回転数を下げ、燃料消費を抑制。アクセル開度の大きな加速時には、プーリー比を低速化してエンジン回転数を上げ、大きな駆動力を確保している。さらに低速のファイナルギアの採用により力強くゆとりある加速フィールを発揮する。
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ホイール
街中では軽快で取り回しやすく、ワインディングロードではリニアな回頭性と高いグリップ感でコーナリングを楽しめ、高速道路では直進安定性はもちろんのこと、レーンチェンジが意のままに安定して行える。こうした特性を実現するため、徹底した軽量化を行いながらもサスペンション取り付け部の局部剛性を前モデル比で約15%向上。サスペンションへの入力をしっかり受け止められる剛性を確保して、クルマを思いのままに安心して操れる性能に磨きがかけられている。フロントはマクファーソンストラット式、リアはトーションバー式サスペンションを採用。
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ヘッドランプ
コントラストと立体感で、質感を表現したヘッドランプ。
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リアコンビネーションランプ
複数のテクスチャーを立体的に配置し、透明感と奥行き感を表現したリアコンビランプ。
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フロントスタイリング
スポーティな個性とZoom-Zoomな走りの楽しさを求める方々のために、ストレートなスポーティ表現に徹した新型デミオ SPORT。フロントグリルは力強く高い質感の専用デザイン。大開口の台形ロアグリルとフォグランプを備えるフロントエアロバンパー、サイドアンダースポイラーが一層安定感のあるシルエットをつくり出し、リアルーフスポイラーがリアビューのスポーティさを強めている。
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リアスタイリング
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フロントビュー
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リアビュー
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サイドビュー
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インテリア
新型デミオ SPORTのインテリアは、ドアを開けた瞬間に走りへの期待が高まるブラック基調のカラーコーディネーション。SPORT専用アイテムとして、スポーティブラックのシート、精悍で視認性に優れたブラックアウトメーターなどを備えるほか、心地よいグリップ感の本革巻ステアリング、本革巻シフトノブ(5速MT車)を標準装備。走りの歓びを際立たせるスポーティなインテリアテイストを醸し出している。
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フロントシート
新型デミオ SPORTのインテリアは、ドアを開けた瞬間に走りへの期待が高まるブラック基調のカラーコーディネーション。SPORT専用アイテムとして、スポーティブラックのシート、精悍で視認性に優れたブラックアウトメーターなどを備えるほか、心地よいグリップ感の本革巻ステアリング、本革巻シフトノブ(5速MT車)を標準装備。走りの歓びを際立たせるスポーティなインテリアテイストを醸し出している。
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リアシート
新型デミオ SPORTのインテリアは、ドアを開けた瞬間に走りへの期待が高まるブラック基調のカラーコーディネーション。SPORT専用アイテムとして、スポーティブラックのシート、精悍で視認性に優れたブラックアウトメーターなどを備えるほか、心地よいグリップ感の本革巻ステアリング、本革巻シフトノブ(5速MT車)を標準装備。走りの歓びを際立たせるスポーティなインテリアテイストを醸し出している。
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5速マニュアルトランスミッション
1~2速間にダブルコーンシンクロを採用して操作力を低減。素早いシフト操作はもちろん、ゆっくりした操作や低温時の操作でもスムーズなシフトフィールを実現。またクラッチのクッション特性を変更し、変速時のクラッチフィーリングを改善している。
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CVT
SPORTに設定されるCVTは、ステアリングシフトの操作で瞬時にシフトアップ/ダウンできる7速マニュアルモードを備えている。
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メーター
SPORTは精悍で視認性に優れたブラックアウトメーターを採用。
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エンジン
マツダのDNAであるリニアでライブリーなパフォーマンスフィールで、すでに高い評価をいただいているMZR11.5Lエンジンもさらなる進化を遂げた。特に日常走行の様々なシーンで感じ取れるコンパクトカーならではの走りの楽しさを重視し、パーシャル領域でのパフォーマンスフィールを大幅に向上。その結果、交差点での発進や高速道路での追い抜き走行で体感できるリニアな加速、交差点右左折や市内・郊外道路での追い越し等に感じるライブリーな応答性、高速道路への進入時などでのスムーズな加速などを実現。また、エンジンの細部にわたる機械抵抗低減やトランスミッションギア比の最適化などにより、燃費性能がさらに向上した。
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ホイール
SPORT専用の16インチアルミホイールは、ひねりを効かせた表情豊かな面構成とシャープな10本スポークにより、スポーティで軽快な印象を強調している。
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フロントエアロバンパー
大開口の台形ロアグリルとフォグランプを備えるフロントエアロバンパー。
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リアスポイラー
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新開発 自然吸気MZR1.3L「ミラーサイクル」エンジン
新開発の自然吸気MZR1.3L「ミラーサイクル」エンジンを搭載したモデル、13C-Vをラインアップ。ミラーサイクルに加え、エンジンとCVT(自動無段変速機)の協調制御により、クラストップレベルの10・15モード燃費23.0km/Lを発揮する優れた燃費性能と、スムーズな走行フィールを実現している。
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フロントスタイリング
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リアスタイリング
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ヘッドランプ
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ホイール