ランドローバー レンジローバーイヴォーク試乗レポート/渡辺陽一郎(3/3)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
幅広いユーザーに適するSUV
内装は各部の造りがていねいで、ATの走行モードはダイヤル式のスイッチで選択する。ダイヤルスイッチはイグニッション・オンで持ち上がり、この演出に特別な意味はないが、運転する気分を盛り上げてくれる。
イヴォークは幅広いユーザーに適するSUVだろう。スポーティーで先進的なSUVという選び方もできるし、伝統的なレンジローバーにも属している。全車に4WDが備わり、滑りやすい急斜面を安定して下れるヒルディセントコントロールなども装着されるから、外観はクーペ風でもSUVの機能は本格的だ。
そして最廉価のピュアは、前述のように価格が求めやすく、輸入車であればメルセデスベンツC180アバンギャルド、BMW320i。日本車なら日産スカイラインセダン350GTハイブリッド、レクサスIS300h、レクサスNX4WD200t・Iパッケージなどと同等だ。ちょっと奮発して上質なクルマに乗りたいユーザーには、気になる存在だと思う。
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