ホンダ N ONE 試乗レポート/吉田由美(1/2)
- 筆者: 吉田 由美
平成に小さな日本の名車誕生か!? ~ほどよいスキが与える和み~
このところ、ホンダの軽自動車が、と~っても元気!
中でも「N BOX」と「N BOX +(プラス)」からなる「Nシリーズ」は2012年の上半期、軽自動車の販売台数で1位を獲得。もちろんその人気は現在進行形。その「Nシリーズ」の第3弾「N ONE」も、2012年11月1日の発表以来、約2週間で1万5,800台ものオーダーを受けているというのですから、Nシリーズの人気はますますうなぎのぼり。
しかも、「N ONE」には1967年に誕生したホンダの名車「N360」の後継車というDNAとブランド力、デザインのインパクト、軽自動車初搭載となる「エマージェンシーストップシグナル」を全車標準装備するなど、話題も豊富。
1967年といえば、「トヨタ 2000GT」「マツダ コスモ」など、今でも語り継がれる名車の当たり年。ちなみに私も1967年製ですが(笑)、この学年の自動車ジャーナリスト&自動車雑誌編集者の多いこと!しかもみんな活躍しているという・・・(驚)。
とはいえ、さすがに当時の「N360」は知るはずが無いのですが、なんとなく親近感が沸くのは、そんなこともあるのかもしれません。
ハートフルな“昭和顔”
人気の秘密は、なんといってもそのデザイン。
「N360」の面影を存分に残したルックスで、どこか懐かしさを感じるデザイン。つぶらな丸いLEDランプを黒いラインで覆ったフロントマスクは、赤塚富士夫さんの漫画に登場しそうな顔つき。まるで“ホンカン”みたいな・・・。
見方によっては、クルマが逆さまになっているようにも見えます。
しかし、デザイナー担当の話によれば「フロント部分が宙に浮いてるように見せたかった」ということで、ボンネットの下部分にわざと隙間を作って、浮いている感を表現しているとのこと。ですが、個人的にはどうしてもボンネットが開いてるように見えて、ちょっと違和感があります。
四隅にタイヤを配置し、台形スタイルで踏ん張り感を出しているハッチバックスタイルも可愛らしく、後ろ姿も小動物系。前から見ても後ろから見ても愛嬌があります。ボディカラーは単色が11色、ルーフとボディを色分けする2トーンカラーも加えると全16色の色遊びができるのは、ちょっと嬉しいです。あと個人的には、もう少し明るい色のバリエーションが欲しいところです。
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