【試乗】ダイハツ 新型 コペン[プロトタイプ] 試乗レポート/河口まなぶ
- 筆者: 河口 まなぶ
- カメラマン:オートックワン編集部 動画:LOVECARS!TV!
2014年6月の正式デビューに先立って先行試乗した!
これまで何度も内外のモーターショーにコンセプトモデルが登場し、常に新型が期待されてきたダイハツの軽オープンカー「コペン」が、ついに2014年6月に登場となる。
それに先だって東京・お台場に作られたクローズド・コースで、新型コペンの試乗会が開催された。
下の動画からも分かるように、6月発表であることからボディパネルには擬装がなされデザインが分からないようになっていた。またコースもちょい乗りで雰囲気がつかめる程度の全長約600m程度のコースだった。
クラスを超えた気持ち良いシャシー性能
ただ、このコースでコペンの実力の高さは存分に感じ取ることができた。
実際のクルマのフィーリングは動画にまかせるが、特にシャシーの仕上がりが目を引いた。走り出しからしっかり感が漂っており、1クラス上のオープンカーを感じさせる走りの質感を生み出していた。シャシーは「ダイハツ ミライース」をベースとしながらも各種補強がなされて、オープンカーとして、スポーツカーとして満足できる走りを追求したものになっていたわけだ。
また駆動方式は多くの大衆車が採用するFF(前輪駆動)となるが、その走りにはドライバーがクルマを操る楽しさ気持ち良さが感じられる味付けが存分になされていた。
交換可能なボディパネルが生み出す未来のカタチに期待大
コペンのオープントップは今回から、電動式のハードルーフが標準となった。開閉操作でフロントにロックがあるのはナンだが、耐候性や防犯性も高まったといえる。
そして今回の新型コペンで最大のトピックは、ボディパネルが容易に交換できる仕組みを採用していること。これは今回詳細が明らかになっていないが、クルマの楽しみに新たな世界が生まれる可能性を存分に秘めている。
容易にボディパネルが交換できることによって、メーカーからの定期的な新デザイン提供や、サードパーティ製の魅力あるパネルの販売、ユーザー間でのパネル交換、ディーラーへの来店機会の増加など、新たなムーブメントやビジネスを容易に想像できる。そしてもちろんこの辺りに関しては、ダイハツもユニークな展開を考えているようなので多いに期待したいところだ。
それはさておき、多くのユーザーが首を長くして待ちわびた久々の“軽スポーツ”だけに、コペンには大きな期待がかかっている。
今回のちょい乗りからも、走りの実力は間違いなく高いといえるし、楽しさ気持ち良さをしっかりと備えている。加えてボディパネルにおける新たな展開もある。こうした背景によって、コペンがスポーツカーの世界を活性化してくれることに期待したい。
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ダイハツ 新型 コペン[プロトタイプ]に一番乗り!【LOVECARS!TV!】
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[レポート:河口まなぶ/動画:LOVECARS!TV!/Photo:オートックワン編集部]
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