アウディ A5スポーツバック 発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
これ、セダンではありません。ハッチバックです。
アウディの勢いは衰え知らずか・・・。2010年も早速新型モデルの投入だ。
2010年のトップバッターを飾るのはご存知A5の申し子“A5スポーツバック”だ。
その、どこから見てもまるで4ドアセダンと錯覚してしまうプロポーションを纏うデザインは、紛れもなく新しいハッチバックスタイルを提唱するかのようなスタイルがポイント。近年同じような伸びやかで艶のある流線型のフォルムを持つモデルとして、昨年発売されたばかりのフォルクスワーゲンパサートCCが記憶に新しい。
両車ともリアの色気に満ちたハッチラインが特徴的だが、A5スポーツバックは、そこにアウディ特有のエッジの効いたキャラクターラインが走り、まるで冷徹な鞭の如く、エロさの中に緊迫した雰囲気も醸し出しているかのように見える。
ボディサイズは全長4,710mm(+75mm)×全幅1,855mm×全高1,390mm(+15mm)、ホイールベースは2,810mm(+60mm)と、A5より若干拡大されている。
※( )内は、A5との比較数値
肝心なA5スポーツバックの心臓部は2.0LTFSIエンジンのみの設定となる。搭載される直4DOHCインタークーラーターボエンジンは、最高出力211ps/最大トルク35.7kg-mのパワーを発生。トランスミッションもA5同様の7速Sトロニックを搭載し、基本A5と同様の電光石火のパワーユニットを備える。もちろん駆動もクワトロ(フルタイム4WD)システムだから、走りも楽しめることは間違いない。
インテリアはセダンよりもゆとりを感じさせる空間を有している。特にリアシートの頭上は、ルーフトップからなだらかに落ちるハッチゲートの利点を活かして、セダンのようなリアシート頭上の圧迫感はまるでない。一方、ラゲッジスペースはリアシート使用時に480リットル、リアシートを倒した時には980リットルのスペースを確保でき、セダンとさほど変わらないコンパートメントスペースが活用できる。
アウディジャパンのドミニク・ベッシュ社長は「2009年の輸入車市場は非常に厳しい状況にもあったに関わらず、アウディは純輸入車マーケットシェアを2008年の8.3%から10.2%に拡大した。市場には逆風の吹く中において、我々のブランド戦略は着々と日本のみなさんに受け止められてきている。そして今日発表したA5スポーツバックを初めに、“TT RS”/“R8 Spyder”/“Q7 3.0TDI with ultra low emission system”/“S5 Cabriolet”など、今年も充実した新車を順次投入し、昨年よりもさらなる飛躍を遂げたい」とコメント。また、このA5スポーツバックについてもアクティブな多用途性能を強くアピールしていた。
A5スポーツバック。セダンではない新しいステイタスの提案型として今後注目の一台となることは間違いないだろう。
価格:Audi A5 Sportback 2.0 TFSI quattro/5,750,000円(税込)
初年度目標台数:2010年度販売目標台数/1,000台
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