アウディ 新型A3セダン 新型車速報 ~新型プレミアムコンパクトセダンの投入により、日本のセダン市場活性化を狙う~
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日本のセダン市場活性化を狙い、「A3」初のセダンモデル投入
1月14日(火)、東京・渋谷のヒカリエにて、2014年のアウディの新型モデル第1弾となる「A3セダン」が発表された。
A3は、1996年の販売開始から17年間で約300万台を世界で販売しており、「A4」とならぶ同社の旗艦モデル。日本では5ドアハッチバックの「A3スポーツバック」が先行導入されている。今回初めてA3にセダンが投入された。
セダン投入の背景には、同社のセダンモデルも含めたセダン全体の大型化に伴う、コンパクトセダンの希薄化に対応していくことが挙げられた。日本の道路事情にあったコンパクトセダン、新型「A3セダン」を投入することにより、コンパクトモデルを求めるユーザーに対応すると共に、日本のセダン市場の活性化を狙っていくとしている。
飛躍的に燃費性能が向上
そんな注目の新型A3セダンのパワートレインには、3種類の直噴ガソリンターボ「TFSI」エンジンが搭載される。排気量は1.4リッターと1.8リッターで、出力は1.4TFSI / 90kW(122ps)、1.4TFSI with COD / 103kW(140ps)、1.8TFSI / 132kW(180ps)となる。
スタートストップシステムをはじめ革新的な気筒休止システム・シリンダー オン デマンド(COD) などの低燃費技術により燃費性能が飛躍的に向上、1.4TFSI with CODでは JC08モード燃費20.0km/lを達成した。
全モデルにSトロニックトランスミッションが採用され、前輪駆動の1.4リッターエンジン搭載車は7速Sトロニック、4輪駆動「クワトロ」モデルの1.8リッターエンジン搭載車は6速Sトロニックが組み合わされる。さらに燃費向上に効果を発揮するコースティングモード付きアウディ ドライブセレクトも、一部グレードを除き標準装備されている。
上位クラスにも見劣りしないデザイン
ボディサイズは、全長×全幅×全高:4,465mm×1,795mm×1,405mmと、一般的な立体駐車場に収納可能な扱いやすい大きさだ。
アウディ ジャパン 大喜多代表取締役社長は「A8とも遜色ない拘った内外装のデザイン、質感、クラスを超えた洗練されたセダンを出すことによって、日本のセダン市場で我々の新しいお客様を獲得していきたい」とコメントしている。
新型A3セダンは、本日1月14日(火)から販売開始。販売価格(消費税込)など詳細は、以下の通り。
※S3 Sedanは5月導入予定
モデル | エンジン | 駆動方式 | ハンドル | トランス ミッション | 販売価格 (消費税込) |
---|---|---|---|---|---|
A3 Sedan 1.4 TFSI | 直4インタークーラー付ターボ 1.4L DOHC | FF | 右 | 7速Sトロニック | 3,250,000円 |
A3 Sedan 1.4 TFSI with COD | 3,640,000円 | ||||
A3 Sedan 1.8 TFSI quattro | 直4インタークーラー付ターボ 1.8L DOHC | quattro | 6速Sトロニック | 4,100,000円 | |
S3 Sedan | 直4インタークーラー付ターボ 2.0L DOHC | 5,610,000円 |
2013年は新車登録台数28,676台を記録し、7年連続成長
また、同日にはアウディ ジャパン2014年新春記者会見も行われ、2013年の業績、2014年の事業戦略が発表された。
2013年、アウディは世界で157万台の販売を達成。これまでアウディの計画では、2015年までに150万台突破を目標としており、これは2年前倒しでの達成となっている。さらに、2014~2018年の5年間には、開発投資額に220億ユーロ(日本円で約3兆2000億円)を投入することも決定。これにより更なる技術開発を行っていく構えだ。
一方、日本国内では、2013年の新車登録台数が28,676台(前年比+19%)を記録し、7年連続の成長となった。また、認定中古車では7,900台の販売台数(前年比+22.9%)を達成し、2001年の認定中古車制度導入以来、13年連続での増加を記録している。大喜多代表取締役社長は「2013年は、日本全国に新車・認定中古車を併せ、アウディのお客様が確実に増えた、大変良い年となった」とコメントした。
これによりアウディ ジャパンでは、2014年の販売目標台数に+10%以上の成長となる初の3万台越えを目指すことをアナウンス。達成への戦略としてはこれまで同様、1.ブランドイメージのシャープ化、2.大都市圏内に注力した新規大型ショールームの展開・ネットワーク強化、3.購入客へのCS向上、新規客へアウディらしい活動を通じ、アウディの良さを伝えていくとしている。
また、2014年は『成長と拡大』といったビジネステーマをもとに、年末までにハイエンドモデルまで展示できる店舗・展示台数12台以上を可能とした大規模店舗を東京、名古屋、大阪などを中心に113店舗増やす計画。さらにハイエンドモデル(A6・A7・A8)を成長させ、ビジネスとして確率していくとしている。今年の7月以降には、新型A8の投入も予定されている。
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