【エンジンオイル】高いオイルと安いオイルって何が違うの?
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:オートックワン編集部
【エンジンオイル】高いオイルと安いオイルって何が違うの?
カー用品店などに行くと、安いオイルから普通の値段の何倍もするような高いオイルまで沢山あると思います。安いオイルと高いオイルでは、いったい何が違うのでしょうか。
その謎、私がおもしろ可笑しくお答えいたします。
一言でいえば、過酷な状況に耐えられるか耐えられないか、ということ。それは「ベースオイルと添加剤の質の差」ということになる。
過酷な状況とは、エンジン性能を限界まで使い切る、サーキット走行やレースなど。
シビアな状況でも熱ダレしないオイル性能は、高性能オイルのほうがズバ抜けて高いから、スポーツカーでサーキットをガンガン走るというなら、高性能オイルを選びたいところだ。
特に耐久レースでは、オイルの性能表示だけでは判断できず、オイルメーカーのもつノウハウによってかなりの性能差が現れることもある。
逆に公道をフツーに走るだけなら、安いオイルでも十分以上の性能なので、特にこだわりがなければ、安めのオイルを指定サイクルで交換していれば何の問題もない。
特に、軽自動車から2リッターぐらいの排気量の実用車であれば、底辺価格のオイルで十分だ。
小型車やハイブリッドカーで、徹底的な低燃費を目指すなら、省エネ性能に優れた高性能オイルを入れれば多少の効果がある。
ただ、必要以上にこまめに交換すると、節約したガソリン代などあっという間に吹っ飛んで足が出る。指定時期より早く、わざわざ節約系オイルに交換するのは、かえって節約にならないから注意しよう。
清水草一の「ひとりごと」
レースで神話的な性能を持つオイルメーカーのひとつに、「WAKO’S」がある。これは小田原の和光ケミカルという会社が作っているオイルなんだけど、耐久レースで熱ダレしないということで熱烈なファンがいて、GT選手権などでも多くのレーシングチームが使っている。
私も、軽自動車のオフロード耐久レースに出た時、このオイルを使ったことがあるが、この会社は、純レース用オイルでも一般に販売していて気軽に買える、というのもステキだ。
ただし値段は、1リットル約4,000円と、目ン玉が飛び出るほど高い。WAKO’Sはレーシングオイル以外の普通の高性能オイルも作っているが、それだと性能も「普通の高性能」なんだよね。
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