トヨタ、次期型「スープラ」来年登場?BMWと同時発表に向けパワーユニットも決定か(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:トヨタ自動車
姉妹車のBMW「Z5」は概要も早くから決定していた
トヨタは次期型「スープラ」のパワーユニットで迷っているようだ。御存知の通り次期型「スープラ」はBMWとの共同開発車になる。トヨタ86とスバルBRZのような関係をイメージして頂ければよかろう。
BMWバージョンについちゃ早い時期で概要が決まっていた。現在販売されている『Z4』の後継モデルという位置づけとなり『Z5』と呼ばれる模様。
Z5は新開発される軽量シャシに(BMWが開発したカーボン素材のパーツを多数採用している)、4気筒2000cc~6気筒3000ccターボのエンジンを搭載する後輪駆動車である。
「Z5」のプラットフォームを『TNGA』と呼ぶかどうか不明。BMWで開発したこともあり、どこまで踏み込めているかで決まるだろう。ちなみにZ5の発表は2017年秋か?
スープラなら早くて楽しいクルマに
さて、気になるのが「スープラ」に搭載されるエンジンである。当初はトヨタ開発のスポーツエンジンだと言われていたものの、その後、トヨタバージョンについちゃハイブリッドだけになるというウワサも流れた。
しかし、ハイブリッドでスポーツモデルを作った場合「速いことは速いけれど面白くない」という大きなカベに当たってしまう。
このあたり、一番ユーザー側に近いのが、クルマ好きであるモリゾウさんである。以前から継ぎ目無しの滑らかな加速しか出来ないモーター付きのクルマに厳しい。
「ECOであるけれど楽しくない」というのが一貫した意見のようだ。この点、全く同感。「速さ」と「楽しさ」はイコールじゃないと考える。もっと良いクルマが欲しいところ。
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