トヨタ シエンタが「ポルシェ」「フェラーリ」をも撃破!シエンタ世界征服作戦 其の四(2/2)
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:清水草一/茂呂幸正
最強のシエンタには致命的な欠点が!!
が、最後に告白せねばなるまい。シエンタには致命的な欠点があることを。それは、『巨人の星』の星飛雄馬の球質の軽さにも似た、深刻なものである。
走りが面白くないのだ。乗り心地は非常にイイ。しかし重心の高さは隠せず、ロードホールディング性は今ひとつ。そしてなにより、パワーユニットが物足りない!
我がシエンタは1.5リッターガソリンエンジン+CVTを搭載するが、近所のお買い物ならGOODでも、それ以上ではまったくもって、恐ろしいほど退屈なのである!
先日敢行したファミリー・サイクリング旅行では、折り畳み自転車を3台ラクラクと収納し、岐阜県まで長駆した我がシエンタであったが、正直、新東名でのクルージングはやや苦痛。
これが上り坂の多い中央道となったら、高回転域でフィーリングの悪いアトキンソンサイクルエンジンをブチ回さねばならず、御免こうむりたいところである。
もっとトルクのある、ロングドライブも楽しめるパワートレインが導入されなければ、真の意味での世界征服は不可能と見た!
シエンタにマツダのスカイアクティブDを!!
私としては、マツダの1.5リッタースカイアクティブD+6ATの導入を望みたい。
なに、トヨタがマツダのディーゼルを積むはずがないとな!?何を言う!マツダはトヨタのハイブリッドユニットの供与を受けているではないか!
ぜんぜん売れてないけど!
なぜ逆はイカンのだ!何、世界一のトヨタのプライドが許さないだろうって?
わかった!ならシエンタのボディをマツダにOEM供与し、マツダブランドで販売すれば善い!
そのボディにスカイアクティブDを積む!これで万事解決だ!
ロードスターを巡るマツダとフィアットの協業のようなものである。不可能ではあるまい。
折しもマツダは、ミニバン開発からの撤退が噂されている。マツダ版シエンタの投入はマツダディーラーにとっても干天の慈雨、両者ウィンウィンの一石二鳥であろう!
その際は、第一号で買い替えさせていただきます!そしてシエンタ世界征服作戦を再開させるのでよろしく頼むぜ!
ブワッハハハハハハハハハハハ!
(おわり)
[Text:清水草一]
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