トヨタ 6代目クラウンマジェスタ[2013年フルモデルチェンジ]試乗レポート/渡辺陽一郎(2/3)

トヨタ 6代目クラウンマジェスタ[2013年フルモデルチェンジ]試乗レポート/渡辺陽一郎
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基本的にはロイヤル&アスリートと同じデザインだが、造り込みは丁寧

トヨタ 6代目クラウンマジェスタ[2013年フルモデルチェンジ]

運転席に座ってインパネを見ると、やはりというべきか、基本的にはクラウンロイヤル&クラウンアスリートと同じデザイン。先代型はスイッチ類の配置を少し変えていたが、新型では、ステアリングホイールが部分的に木目調になるなど装飾類が異なる程度だ。

もっとも、このあたりの細かな違いをチクチクと見比べるのは、私の悪い癖。ユーザーになれば、クラウンロイヤル&クラウンアスリートとの違いにはこだわらないだろう。操作性や質感に満足できればそれで良いからだ。

トヨタ 6代目クラウンマジェスタ[2013年フルモデルチェンジ]

造り込みは丁寧でクラウンらしいが、クラウンロイヤル&クラウンアスリートを含め、エアコンまで液晶パネルになるのはどうなのか。例えばレクサスでは、スイッチを押した時の感触も含め、統一された質感の演出に苦労している。ペチッと触るだけだと高級感の演出ができず、慣れても手探りの操作は難しい。私の場合は脂性のためか、触ると指紋が付いた(下品な話ですみません)。

前席の中央に装着されるアームレストも大きい。これもクラウンロイヤル&クラウンアスリートと同サイズだが、体格が大柄なドライバーだと、操舵角度が大きくなる時に左肘が干渉しそう。開発者に尋ねると「アームレストに寄り掛かりながら運転するお客様も多いので…」と本音を漏らした。

基本的な話をすれば、ステアリングホイールを時計に見立てると、10時10分の位置で握るのが好ましい。となれば両脇が自然に引き締まり、大きなアームレストは必要ない。このような点まで含めて「クラウンらしさ」もさまざまだ。

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リアシートはマジェスタにふさわしい“おもてなし”を演出

トヨタ 6代目クラウンマジェスタ[2013年フルモデルチェンジ]

居住性は先代型とほぼ同じ。フロントシートに座るとサイズに余裕があってリラックスできる。腰の周辺が適度にサポートされて着座姿勢も乱れにくく、クラウンマジェスタに相応しい座り心地に仕上げた。

リアシートは現行型になって全高が20mm下がり、着座位置も10mm低くしている。腰が若干落ち込むが、ロイヤル&アスリートに比べると、ホイールベースの拡大分だけ前後の乗員間隔も75mm広い。身長170cmの大人4名が乗車して、リアシートに座る同乗者の膝先空間は握りコブシ3つ分。十分な余裕があるため、着座位置が下がっても不満は生じない。

トヨタ 6代目クラウンマジェスタ[2013年フルモデルチェンジ]

試乗車はFバージョンで、リアシートには電動式のリクライニング機能が備わる。最も寝かせた状態だとサポート性が低下するが、開発者によれば「実際に使う時には少し傾ける程度に抑えて欲しい」とのこと。これもまた「もっと寝かせられないのか」という声を先取りしての設定だろう。

リア側のドアの内側とフロントシートの背面には木目調パネルを装着。キャビネットに囲まれたような雰囲気を感じさせる。

ドアの内側には細長いイルミネーションも備わり、走り始めると前方から後方へアンバー色の光が流れる仕組みだ。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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