大人気ハスラーにじつは20年前先祖がいた! 大ヒットとはならなかったが、なぜハスラーは大人気車種になれたのか!?

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デビュー以来大ヒットとなっているスズキ ハスラー。数少ない軽自動車のSUVモデルとして2013年にデビューをしているが、じつは1998年に名前こそ違うがほとんど同じパッケージングのKei(ケイ)を発売していたのだ。実績としてはハスラーほどの大ヒット車種とはならず、そこそこの売り上げを記録していた。そこで今回はスズキ ハスラーの知られざる過去をご紹介するとともに、ここまでの大ヒットとなった理由を考えていこう!

目次[開く][閉じる]
  1. 初代ハスラー出現で軽自動車業界は大変革!? ライバル車種も登場するなど軽SUV市場は大盛況
  2. ハスラーの先祖Keiはデザインに派手さがなかったのが敗因!? ハスラーヒットの要因は見た目と豊富なカラバリ
  3. ハスラー最強モデルに期待! Keiワークスならぬハスラーワークスの登場はあるか!?

初代ハスラー出現で軽自動車業界は大変革!? ライバル車種も登場するなど軽SUV市場は大盛況

スズキ 初代ハスラーは2013年にデビュー。ジムニーなどラダーフレームを備えた本格クロカンモデルは存在したが、軽のSUVはほとんど存在しない時代であった。当時は現在のSUVブームとは異なり、まだまだミニバンなどが台頭しており、今とは違う市場構造であった。

SUVブームが追い風になったのも大きな要因

そんな時代に、バイトワゴンのワゴンRをベースにSUVに仕立て、丸目ヘッドライトや豊富なカラーバリエーションなど売れない訳がない要素満載であった。蓋を開けてみればご存知の通り大ヒットとなり、2019年末にデビューした新型モデルも好調なセールスを黒くしている状況である。

先にも述べた通り、現在は世界的なSUVブームであり、日本も例外ではない。そしてそれは軽自動車にも波及しており、ハスラーを筆頭にダイハツ タフトがラインアップされているのだった。

>>【ハスラーとタフト後席ラゲッジ比較】後席を頻繁に使うならばハスラー、ラゲッジルームをメインに使うならタフトがおすすめ

ハスラーの先祖Keiはデザインに派手さがなかったのが敗因!? ハスラーヒットの要因は見た目と豊富なカラバリ

ハスラーの歴史、そして今の市場の話はこの辺にして、ハスラーの前身モデルの存在についてに移ろう。

じつは1998年に軽でしかもSUVモデルであるKeiを発売させていた。当時のスイフトの軽自動車版というイメージで、76万円〜と言う破格の価格設定であったのだった。

だか、現在のハスラーのように大ヒットとはならず、言葉を選ばずに言えばまあまあの記録であった。というのもデザインや性能に特筆すべき点もなかったというのが大きな要因であった。

逆に言えば、ハスラーが人気車種となれたのは時代背景はあるにせよ、特徴的なデザインや広い車内、そして豊富なカラーバリエーションが大きな要因であるのだ。

ハスラー最強モデルに期待! Keiワークスならぬハスラーワークスの登場はあるか!?

そしてKeiには走行性能を高めたKeiワークスなるモデルもラインアップさせるなど、現在とは異なるアプローチで戦っていたのも興味深い。このKeiワークスはイメージ的にはアルトに対するアルトワークスといった具合で、最強モデルという立ち位置だ。ちなみにこのモデル、現在中古車市場でプレミア価格で取引されているのだ。

現在のハスラーは走行性能や使い勝手、さらには乗り心地といった全ての面で文句のつけようのないデキである。だが、Keiワークスのように最強モデルなど、新たな派生モデルなども追加して欲しいところ。ライバル車種が出現した現在、ハスラーの次なる一手に期待したい!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

スズキ/ハスラー
スズキ ハスラーカタログを見る
新車価格:
136.5万円183.4万円
中古価格:
29.8万円329.7万円

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MOTA編集部 木村 剛大
筆者MOTA編集部 木村 剛大

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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