スバルが新型WRXをビッグチェンジ!フラッグシップとしてD型へ深化(2/2)

スバルが新型WRXをビッグチェンジ!フラッグシップとしてD型へ深化
スバル WRX STI 2018(北米仕様) スバル WRX STI 2018(北米仕様) スバル WRX STI 2018(北米仕様) スバル WRX 2018(北米仕様) スバル WRX 2018(北米仕様) スバル WRX 2018(北米仕様) スバル WRX 2018(北米仕様) スバル WRX 2018(北米仕様) スバル WRX 2018(北米仕様) スバル WRX 2018(北米仕様) スバル WRX 2018(北米仕様) 画像ギャラリーはこちら

日本でも近いうちに導入される新型WRX

スバル WRX STI 2018(北米仕様)

パワートレインはWRX STI/WRX共に変更はないようだが、WRX STIの6速MTはシンクロ機構の見直しやシフトレバーのフリクション低減などの実施と合わせ、機械式LSDを廃止した新DCCD(電子制御)を採用。現行モデルのDCCDは安定性重視だったため、前後輪の拘束力を弱めることでアンダーステアを減少させ旋回性を更に引き上げているのだろう。

フットワーク系はWRX STIのみ19インチタイヤ&ホイールの採用に伴い、ショックアブソーバーの減衰力の再チューニングを実施。更にブレーキは、カタログモデル初となるブレンボ製モノブロック対向キャリパー(フロント6ピストン、リア2ピストン)+ドリルドローターを採用。ちなみにこの黄色のキャリパー、以前レポートしたスバルドライビングアカデミーのスクールカーに装着していた物と同じ。つまり、先行して鍛えられていた…と言うわけだ。

>>スバル 新型WRXの詳細を写真でみる(画像46枚)

走りの考え方は“SGPコンセプト”が盛り込まれている

スバル WRX STI 2018(北米仕様)

一方、WRXは赤色に塗られたブレーキキャリパーとスポーツパッドへの変更とEPS制御の変更を実施。サスペンションの変更はないそうだが、そもそも北米仕様WRXと日本仕様WRX S4はセットアップが異なるので、この辺りは日本仕様待ち…と言ったところだろう。

ちなみに、新型インプレッサが発表された時、開発責任者の阿部一博氏はこのような事を言っていた。「新型インプレッサはSGPを採用しましたが、その技術の一部やノウハウは他のモデルにも水平展開されています」と。つまり、新型WRXシリーズは従来のSIシャシーのままだが、走りの考え方と言う意味では「SGPコンセプト」がシッカリと盛り込まれていると考えるのが素直だろう。スバルの走りのフラッグシップとして、どのように進化・深化しているのか?

そう遠くないタイミングで日本でも体感できるはず。

[Text:山本シンヤ]

>>スバル 新型WRXの詳細を写真でみる(画像46枚)

前へ 1 2

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

スバル WRXの最新自動車ニュース/記事

スバルのカタログ情報 スバル WRXのカタログ情報 スバルの中古車検索 スバル WRXの中古車検索 スバルの記事一覧 スバル WRXの記事一覧 スバルのニュース一覧 スバル WRXのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる