スバル インプレッサ22B STi オーナーズミーティング(1/2)
- 筆者: マリオ 二等兵
スバル インプレッサ22B STi オーナーズミーティング
スバル車史上もっとも誇り高きモデルとして、いまだ多くのスバリストたちから崇められている「インプレッサ 22B STi」のオーナーズミーティングが開催されました。
「インプレッサ 22B STi」は、1997年からWRC(世界ラリー選手権)に設定された「WRカー・カテゴリー」にスバルが投入したWRCワークスマシンのロードバージョンで、初代インプレッサをベースに2.2リッターのエンジンやブリスターフェンダーなどで武装したスペシャルモデル。
スバルのWRC黄金時代を象徴する存在として、1998年に500万円という高価格にて発売されましたが、限定400台がわずかの期間(一説によるとたったの2日間!)で完売した伝説の初代インプレッサ最強マシンであります。
そんな名車のオーナーたちですから、とにかくスバル車への情念の強さはハンパではありません。
古めのクルマの愛好家ゆえに、基本的には守旧派に属するスバリストといえますが、過去の栄光に浸っているばかりではなく、これからのスバル車のあるべき姿についての議論も活発です。
今回、22Bのオーナーたちが集まったのは岐阜県の名物ディーラー「中津スバル」。一見した限りではごく普通のスバルディーラーですが、ここには22Bの“新車”(!)をはじめ、インプレッサやレガシィのSシリーズ、スバル360やスバル1000、1300Gなどの往年の名車も全開走行可能な状態で保管されています。
22Bオーナーなど一部のスバリストからは「スバリスト第五の聖地」と呼ばれる極めて特殊な存在であり、スバリストにとっては垂涎の名車がゴロゴロ転がる、まさに夢のテーマパークのような奇跡のディーラーなのであります。
イベント当日の朝、8台の22Bが集まるとまずは同店にて「電気自動車勉強会」が始まりました。のっけから意外な展開です。同店が特別に用意したプラグインステラの技術的な解説を中心に、今後のスバルが生きる道について意見交換会が行われたのです。
R1/R2の販売は3月で終了。スバルの軽自動車自社開発からの完全撤退はいよいよ間近に迫りつつあり、スバリストとしては沈痛の極みです。22Bオーナーたちからも「残念無念!」の声が飛び交います。
しかし、今さらシェアの拡大が難しい軽自動車の開発に資金や労力を投入するよりも、レガシィやインプレッサといったグローバルモデルやこれから需要の激増が見込める電気自動車の開発に傾注したほうが、自動車会社としては規模が小さいスバルにとっては効率よく自らの存在感を高められるはず。
そんな中津スバル・代田社長の意見に、惜別の情にかられる22Bオーナーたちも次第に頷かされます。
広大な中津スバルの敷地内にて、完全に無音で動くプラグインステラの未来的な姿には、保守本流・守旧派スバリストの22Bオーナーたちも大きな衝撃を受けていました。「22Bを古き良き時代の名車として大事に乗りつつ、世界最先端の電気自動車を足グルマとして使う日常が理想的!」と目を輝かせるオーナーも。
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