スバル フォレスター 新車発表会速報
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よりアクティブに進化した新型フォレスター
スバルが、新型フォレスターのフルモデルチェンジを発表した。1997年にデビューしてからちょうど10年目の、3代目新型車である。今回は、「Best Balance for Active Life」をコンセプトにあらゆる部分を一新。スバルのクルマ造りの思想の「より安全に、より快適に、より楽しく」に基づいての登場だ。
エクステリアは、「スーツの似合うモダンなSUV」がコンセプト。力強さの中にも品格を感じさせる、都会的でモダンなデザインを採用している。ボディサイズを大きくすることなく、徹底的な造り込みを実現。全長、全高、全幅、ホイールベースを拡大させながらも、リアオーバーハングを抑えることにより、優れた取り回し性を可能にした。フロントガラスの面積を拡大するとともに、リアクォーターガラス、リアゲートガラス、Dピラーの大きさや形状を工夫するなど、前後視界を確保している。ボディカラーは、全8色を設定。
インテリアは、居心地の良い広さと、包まれ感のある室内空間を実現。使いやすさを目指し、機能性を重視し、操作や各種装備の扱いやすさについても、十分な造り込みを行っている。内装色・表皮材には、2つのバリエーションを設定。モダンでクールなイメージを保ちながら、上質感と開放感を持たせた「プラチナ内装」と、上質な中にもスポーティさが溢れ、立体感を感じさせる「ジェットブラック内装」を採用している。
エンジンは、2.0L DOHC4カム16バルブAVCS(2.0X、2.0XS)と、2.0L DOHC4カム16バルブインタークーラーターボ(2.0XT)の2種類を採用した。快適な走りの実現を目指し、水平対向エンジンと、SI-シャシーのコンセプトに基づく新しいシャシーとの組み合わせにより、快適で気持ち良い走りと高い安全性を両立。また、ボディ構造合理化による重量増抑制などにより、低燃費と低排出ガス性能を達成し、時代の要請に配慮した環境性能を実現。
スバルは2008年に50周年を迎える。「新型フォレスターが、乗る人全てに使いやすさと、安心感を持った包容力のあるクルマとなってほしい」とスバル代表取締役社長森郁夫氏は語った。
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