2011年6月度販売ランキング/松下宏(2/2)
- 筆者: 松下 宏
21位~30位:ミニバンの需要も根強い
21位:パッソ(3,577)/22位:ヴォクシー(3,535)
23位:ジューク(3,400)/24位:ルークス(3,284)
25位:ノア(3,213)/26位:ソリオ(3,198)
27位:ekワゴン(2,992)/28位:ウィッシュ(2,861)
29位:スイフト(2,730)/30位:ラフェスタ(2,672)
6月は販売ランクの上位に入ったミニバンは、セレナとステップワゴン、フリードくらいだったが、21位から30位のランクにはミニバンも目立っている。
かつてのような勢いはなくなってきたが、ミニバンに対する需要も根強いものがある。
「トヨタ ヴォクシー」が22位、「トヨタ ノア」が25位で、これを合わせてもセレナには及ばないが、モデルサイクルが長期化している中で安定した売れ行きを続けているのは確かだ。
26位の「スズキ ソリオ」は2列シートながらミニバン感覚のモデルとして売れているし、28位に「トヨタ ウィッシュ」、30位に「日産 ラフェスタ」が入っている。30位までのランクでは半分がミニバンということになる。
ここでの注目はウィッシュ。プリウスαの発売が今後どの様に影響するか、需要を食われるのかどうかが注目される。
ラフェスタは新型になったハイウェイスターの台数も入っていると思われるが、旧型モデルも一定数が入っているため、6月のデータだけで即断はできない。
ただ、OEM元の「マツダ プレマシー」は登録車のベスト30にも入っていないので、この先ラフェスタを上回る台数を確保できるのだろうか。
このほか、21位の「トヨタ パッソ」はそこそこ売れているが、価格帯などを考えたら好調というほどではなく、むしろ23位の「日産 ジューク」のほうが良く売れている印象。21位から30位までのランクでは、軽自動車は24位の「日産 ルークス」と27位の「三菱 ekワゴン」の2車種だけだった。
31位~46位:レクサス CT200hが2千台以上を販売
31位:MRワゴン(2,642)/32位:ティーダ(2,609)
33位:エクストレイル(2,484)/34位:CT200h(2,296)
35位:エッセ(2,134)/36位:インプレッサ(2,031)
37位:レガシィ(2,030)/38位:インサイト(2,015)
39位:マークX(2,007)/40位:エスティマ(1,994)
41位:ステラ(1,941)/42位:ジムニー(1,792)
43位:クラウン(1,668)/44位:ゼスト(1,624)
45位:AZ-ワゴン(1,594)/46位:ヴェルファイア(1,578)
31位以下では、レクサスブランドとして唯一「CT200h」がランク入りしているのが引き続き注目されるほか、SUVが33位の「日産 エクストレイル」のほか、42位にも「スズキ ジムニー」入ったのが注目だ。
36位と37位に「スバル インプレッサ」と「スバル レガシィ」とスバル車が2台入ったのも注目される。
また、39位の「トヨタ マークX」、43位の「トヨタ クラウン」と高級セダンもこのランクに入っている。40位の「トヨタ エスティマ」や46位の「トヨタ ヴェルファイア」を含め、高額車もしっかり販売しているのがトヨタの強みだろう。
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