オペル ベクトラワゴン 新型車徹底解説
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圧倒的広さを誇るラゲッジスペース
現行モデルで3代目となるベクトラシリーズは、ベクトラ・セダン、スポーティなGTS、革新的フラッグシップカーのシグナムの3モデルがラインナップされる。今回新たに導入する「ニュー・ベクトラ・ワゴン」の登場によりベクトラシリーズ全ラインナップが出揃った。 ニュー・ベクトラ・ワゴンは、オペルが培ったステーションワゴン造りの50年以上の歴史とノウハウを継承しつつ、クラス最大級の荷室容量と使い勝手の良さ、高度な走行性能、高品質と美しさを兼ね備えた最新スポーティワゴンである。
ニュー・ベクトラ・ワゴンの最大の特徴は、なんといってもその室内スペースにある。2830mmのロング・ホイールベースの採用により、クラス最大級の室内長(1880mm)と積載容量を実現。5名乗車時には530リットルの積載容量を確保する。リアシートを折りたたむことにより積載容量は1070リットルに増大し、さらにルーフの高さまで荷物を積む場合には、最大1850リットルを確保することが可能。
ヘッドレストはシートの折りたたみの際に取り外す必要のない埋め込み式。ラゲッジスペースの床面の高さは611mmと低く抑えられ、テールゲートは最大1.9メートルの高さまで開くため、荷物の積み卸しが容易に行える。
またオプションのフレックス・オーガナイザー。システムを装着することにより、ラゲッジルーム内を個々の荷物に応じたサイズに仕切ることが可能に。あらゆる積載状況に柔軟に対応し、併せて、走行中の荷崩れを抑えることができる。
ニュー・ベクトラ・ワゴンは、ベクトラシリーズ共通のデザインエレメントを主張しながら、特徴的なロング・ホイールベース・デザインのほか、なだらかな曲線を描くサイド・ウィンドウ・グラフィック、明確なショルダーラインと長いルーフなど、個性的なスタイリングを持つ。伸びやかなラインとショート・オーバーハングの組み合わせにより、均整のとれたプロポーションを実現し、エレガントな雰囲気を印象付ける。
ベクトラセダンと比較すると、全長は215mm長い4825mm、全幅は同じ、ホイールベースは130mm長く、シグナムと同じ2830mmである。インテリアは、操作部がドライバーが直感的に操作できるように配置され、メーター周囲のクローム・リングやベンチレーターのルーバー部分、ハンドル上の各種リモコン、クローム処理されたコンソールなど、他のベクトラ・シリーズ同様、質感の高い、高品質な仕上げが施される。
日本へ導入されるニュー・ベクトラ・ワゴンは、155kwの最高出力と300Nmの最大トルクを発生する3.2リッターV6・ECOTECエンジンに、ベクトラ用に開発されたアダプティブ5速オートマチックトランスミッションを搭載。洗練されたフィーリングと加速性能を発揮する。サスペンションは、フロントにマクファーソン・ストラット、リアには4リンク式を備え、ABS、ブレーキ・アシスタント、トラクションコントロールなどを標準装備。ロングホイールベースデザインとステーションワゴン専用にチューニングされたIDS(Interactive Driving System)により、高度な操縦安定性と安全性を両立する。
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