日産 ティーダ 1.8 新型車徹底解説
- 筆者:
1.8リッターエンジンでさらなる“ゆとり”
日産ティーダとテーダラティオは、これまで1.5Lタイプのみだったが、今回、新たに1.8Lモデルが追加設定された。
1.5Lでも充分な走りを提供してきたが、「さらなるゆとり」の提供として追加された今回の1.8L。新開発のオールアルミ製MR18DEエンジンを搭載し、無段変速機のエクストロニックCVTを採用することにより、快適な加速感と低燃費を実現している。実際、走ってみると、違いは歴然。1.5Lが劣っていたわけでなく、1.8Lが至極快適に仕上がっているのである。
今回新たに装備したものは、プロジェクターキセノンヘッドランプとアクティブAFSを専用装備。これはカーブや交差点でハンドルを切ると、AFS用ランプが自動的に点灯し、進行方向のランプ照射範囲を広くするもの。夜間やワインディング路での安心しての走行を助長する。そのほか、スライド、リクライニング、リフターの調整が可能な運転席パワーシート、さらにウエストメッキモールなどが標準装備となり、安全性や快適性・上質感が向上している。
ティーダ/ティーダラティオ共に、発売は2004年の秋。購買層は、ティーダラティオの方では1割程度の30歳代が、ティーダでは1/3を占めるとのこと。さらに、ティーダは女性が多いという。1.8Lは、ティーダの1番のウリの室内の広さはそのままで、走行面に焦点を当てたパワーアップ。ティーダの支持率もさらにアップすること、間違いない。
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