さらにスケールアップした“試乗”最大の「クルママツリ」モーターファンフェスタ2017レポート
- 筆者:
- カメラマン:松永和浩 Text:松永和浩
4月30日(日)、富士スピードウェイにて自動車イベント「モーターファンフェスタ2017」が開催され、非常に多くの来場者で賑わった。
このイベントは三栄書房グループが昨年の2016年からスタート。2016年は同社が創刊した自動車雑誌「モーターファン」の90周年にあたり、また同社の様々な雑誌や媒体がアニバーサリーを迎えることを記念した内容となっていたが、今年はさらにスケールアップし、メイン会場となる富士スピードウェイのパドックやレーシングコースのほかに、ドリフトパークや場内駐車場までも使用した様々な催しが行われていた。
開会式には選りすぐりのレースクイーンに迎えられた総合司会の鈴木学さん、アンバサダーのピストン西沢さんやメインドライバーとして登場する谷口信輝さんや飯田章さんが開会宣言。
モーターファンフェスタ2017は"試乗”最大のクルママツリと銘打ち、クルマ好きにはたまらない「観て乗ってさわれる」というコンテンツが満載。特に国産車、輸入車に実際に乗ることができるという大試乗会に参加するために徹夜でゲート前に並んだ来場者も非常に多く、本来朝7時からの会場時間が1時間早められ6時となるなど、開場前からこのイベントの人気ぶりを発揮していた。
そんなモーターファンフェスタ2017の中でも最大規模のコンテンツは「スーパーグリッドウォーク」。開会式に登場したメンバーがスーパーグリッドウォークのスタートを合図するために風船を放つと、来場の観客が富士スピードウェイのメインストレートにやってきた!
グリッドウォークとはSUPERGTなどのレースで、スタート直前のスターティンググリッドに入場できると言うもので、選手やスタッフ、メディアなどのほかにはスポンサーや限られたゲストなどしか入場できないという特別な体験だ。レース直前の選手やマシンを間近に感じることができるグリッドウォークを、一般の観客の方々に体験してもらおうというのがスーパーグリッドウォーク。
スーパーグリッドウォークの先頭に並べられたのはフェラーリF310やベネトンのF1マシン。その後ろにはマツダが日本車として初めてルマン24時間レースを優勝した787Bの同型車や往年のグループCマシンなどの歴史的価値の高いレーシングカーの数々。フェラーリF310やマツダ787Bはその後の時間帯では実際に走行シーンも披露した。
その後方にはパイクスピークヒルクライムに参加したモンスターな電気自動車やモータースポーツ黎明期を模したマツダサバンナRX-3、そして現行のスーパーカーやドリフトマシン、チューニングカー、ヴィンテージカーなど、クルマ好きなら絶対に見てみたいクルマがずらりと並んでいた。
またスーパーグリッドウォーク出展車両の要所要所にはレースクイーンが立ち、本物のグリッドウォークさながらな風景も楽しめ、総勢80台あまりのクルマたちを余すことなく魅せていた。
また出展ブースなどではゲーム大会などの催しも多く、家族連れでも楽しめるものとなっていた。
試乗最大のクルママツリ、と銘打つだけあってメーカーやインポーターの出展も多く、ベントレーやアストンマーティンなどのハイエンドなラグジュアリーブランドも出展。ベントレーのベンテイガなど普段は滅多にお目にかかることの出来ない最新のラグジュアリーSUVが至近距離で観察できるとあって、来場者がそのようなハイエンドブランドに多数集まっていたのは印象的。
試乗イベントも様々に行われていたが、特にこのイベントでしか体験できないであろうと言うもののひとつにチューニングカーの同乗体験試乗があった。これは様々なチューニングカーの助手席に乗り、富士スピードウェイのグランプリコースでその走行を体験できると言うものだ。さすがに全開走行と言うわけではないが、それなりにハイスピードでの走行となるために同乗走行を体験した方々はかなり興奮気味。またヴィンテージカーによる同乗体験試乗も行われ、こちらも大盛況。
走行イベントの締めくくりにはD1グランプリのマシンによるトーナメント形式のデモランも行われ、ド派手なパフォーマンスで観客を魅了した。
またサーキットと言えば華を添えるレースクイーンも重要な役割を持つが、そのレースクイーンファンのためのイベントも行われた。レースクイーンイベントと言えば撮影会を思い浮かべる方も多いかもしれないが、モーターファンフェスタ2017では撮影会のみならずパーティー形式の懇親会も行われ、レースクイーンとそのファンの間で親睦を深めていたのが印象的であった。
とにかくクルマに関することが全てにおいて弩級のイベント、それがモーターファンフェスタ2017であったのだ。
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[Text/Photo:松永和浩]
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