日産、新型Zを2021年8月18日(水)に正式発表! V6 3Lツインターボは400ps超え、価格も600万円超え!? 新型フェアレディZを徹底予想する
- 筆者: MOTA編集部
日産が2021年8月17日(日本時間は8月18日朝)、いよいよ新型フェアレディZの市販バージョンを公開する。2020年9月にプロトタイプを発表して以来およそ1年。Z35型と噂される7代目の日産 新型フェアレディZはプロトタイプからどう変化するのか。v6ツインターボエンジンのスペックや、600万円超えとも噂される販売価格など徹底予想する。
プロトタイプは横浜で発表されたが、市販版新型フェアレディZは、Zファンも多いニューヨークで実施
新型フェアレディZの市販モデルについて新たな動きがあった。2021年6月11日(金)、日産の北米部門は、北米・ニューヨークで2021年8月17日(火[現地時間:日本時間は8月18日(水)朝])、新型フェアレディZのワールドプレミア(世界初公開)を実施すると発表した。
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■日産、新型フェアレディZ 市販版を正式発表! 日本では2021年末~2022年初春にも発表予定[2021年8月18日更新]
黒い背景に白抜き文字で「Z AUG 17 2021」と浮かび上がる写真をアップするとともに、日産北米法人の公式Twitter(@NissanUSA)では「It all begins with Z」(全てはZから始まる)のメッセージも公開されている。
フェアレディZは初代S30型が1969年に登場。安価で格好良く、それでいてポルシェなどの高級スポーツカーに迫る性能を有していたことが評価され、北米で大ヒット作となった。以来、日産の代表するスポーツカーとして歴史を重ねている。
プロトタイプこそ日産のお膝元横浜で発表されたが、フェアレディZは日産が北米市場で大躍進したきっかけとなったモデルでもあり、正式デビューについてはファンの多い米国・ニューヨークが発表の舞台に選ばれたようだ。
ボディサイズは現行Z34型フェアレディZとほぼ同じ全長4.3m級のコンパクトさを維持
2008年12月に発表された現行Z34型日産 フェアレディZ(6代目)のボディサイズは、全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mmで、ホイールベースは2550mm。
これに対し新型フェアレディZのプロトタイプモデルは、全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mmとほぼ同等のサイズだった。
日産はプロトタイプ公開時に「ほぼこのままの姿で登場する」と発表している。デザインについては市販要件を反映しディテールなど小変更されることが見込まれるが、ボディサイズ自体は大きく変わることもなさそうだ。
V6 3リッターツインターボエンジンは400ps超えのハイパフォーマンス! ノンターボ版も設定か
V型6気筒ツインターボエンジンと6速マニュアルトランスミッション(6速MT)が搭載されているとだけ発表された日産 新型フェアレディZ プロトタイプ。排気量や最高出力はどうなっているのだろうか。
V6ツインターボエンジンといえば、現在国内で市販されているモデルで言うと、日産 スカイライン400Rがあげられる。スカイラインは、現行Z34型フェアレディZとプラットフォーム(車台)を共有し、同じ日産・栃木工場で生産されるモデルだ。
スカイライン400Rに搭載されるのは、V6 3リッターのツインターボエンジン。最高出力405ps、最大トルク475Nmのハイパフォーマンスを誇る。新型フェアレディZも同等か、あるいはもう少しパワーアップを図って搭載されるかもしれない!
なおスカイラインは6速MTはなく、7速オートマチックトランスミッション(7速AT)との組み合わせ。当然、新型ZでもATモデルも用意されるのは間違いないだろう。
気になる価格は、現行Z34型の400万円台から500万円台の価格帯に対し、ツインターボ搭載に伴う高性能化もあって、600万円台に突入しそうである。
そのため、廉価なV6 3リッターのノンターボ版が用意される可能性もある。その場合は400万円前半の価格にも期待できそうだ。
[筆者:MOTA(モータ)編集部]
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